こんにちは、抽象画描きのまるすけです

普段はInstagramの方で「今日の抽象画」という一日一絵を毎日投稿をしていますカラーパレット鉛筆


2021年11月29日から始めて、昨日で666日目を迎えました

100日超えたあたりから、周りの方が「頑張ってるんだね」と声を掛けてくださったり、実際お仕事を頂いたり、展示会にお声掛け頂いたりと、ちょっとだけ変化がありましたが、今となっては自分にとっての当たり前の習慣となりました


「毎日一枚絵を描く」

たったそれだけのことです

きっとどの業界でもプロたちは、だいたい毎日何かしら関係のあることをやってるんじゃないかなと思うと、毎日すること自体は特別なことじゃないんだと思います

でもわたしにとっては必要なことでした


そもそも始めた理由は「これしか出来なかったから」でした

その頃のわたしには本当に何もなくて、絵を描くのが好きだったと思い出せたはいいもののだからといってそれで何をしたらいいのかも何をしたいのかもまだわからなくて、紙と絵の具と時間だけはあったのでとりあえず始めてみただけでした


そうしたら意外なことに、「楽しい」以外に自分がとてもスッキリすることに気づきました

絵を描くことが言葉のいらないアウトプットになって、頭の中も整理されるし、その日の感情や感じたことは絵にぶつけられるしで、心の中も頭の中もモヤモヤすることが減り、圧倒的に悩む時間が減りました

わたしからしたら変化でした


不思議な現象でしたが、当時のわたしはインプットばかりでアウトプットすることがあまりなく、インプットとアウトプットの均衡が保てていなかったものが、絵を毎日描くことでバランスがよくなっていったのでした

ある意味で精神安定剤な役割も果たしてくれるようになっちゃったので、なんだか辞め時もわからなくなりました

最初から自分のためだったし、途中も結局自分のためで、練習にもなるし、毎日試せるから新しい表現を思いつけるのも快感だしで、いつだって自分のために毎日抽象画を描き続けてきました


きっと皆さんも毎日やっていることがあるんじゃないかなと思います

毎日ブログを書いている人もいるだろうし、毎日運動している人もいるだろうし、毎日音楽を聴いている人もいるだろうし、毎日写真を撮っている人もいるだろうし、毎日メイクしている人もいるだろうし、毎日早寝早起きしている人もいるだろうし、他にもいろいろ、気にしていないだけできっとあるはずですよね

丸一年経った時にもInstagramに書いたのですが、「苦じゃないことしか続けられなかったから、それがたまたま絵を描くこと」でした

上に書いた例に挙げたものだったら、わたしはひとつも続けられないんだろうなと思います

でも出来る人もいる、しかも苦なく出来る人もいる

それは一種の才能で、わたしには出来ないことが出来る人は羨ましい反面、わたしの出来ないことをやってくれる人がこの世にいると思うと安心もします

だってそれわたしやらなくてもいいですもんね…?笑

代わりにもっと才能ある人がやってくれていると思うと、じゃあわたしは絵を描いていていいかと思えます

そして今日も自分のために「今日の抽象画」を描きます

自分のために続けるというのは悪くない理由だなと、最近は続けてみて思っています