妻は考えていた。


金融機関の支店長さんから書類の作成がすぐできることを
確認していた妻は、「今から行って来る。」という。


「えぇ。あそこに?具合悪いんじゃないの??」と聞き返す、僕。


「決まってるじゃん。金融機関の窓口。体調も具合悪いけど、
多分大丈夫。だって、すぐ出るって言ってたもん。
窓口行ったらすぐ出るって何度も確認したもん。」と妻。


と、いう事で妻は一人でおじいちゃんの家の近くの
金融機関の窓口まで行くことにした。



なぜすぐ動くのか?
それは、通常個人情報の漏洩に当たる行為でありえないのだが、
金融機関の支店長さんがNおじさんと繋がっている可能性が高く、
今回の対応に関してもNおじさんに伝える疑いがあるため、
早く動くことに越したことがないと思ったからである。



妻はすでに会社に有休申請をしている。
僕も妻が何時に帰ってこれるのかわからないし、子供が学校
から帰ってきて一人で留守番をさせられないので、
会社に有休の連絡をした。




時間がないので、新幹線を使うことにした。
通常高速使っても、片道車で約6時間かかる。
新幹線だと2時間くらい短縮できる。
それでも、片道約4時間計算。


スムーズに動けるように、お義父さんに協力してもらい
新幹線の駅まで迎えに来てもらい、そこから合流して
金融機関まで行くことになった。



僕が新幹線の時間を調べてる間に、妻は妹ちゃんに連絡をしている。


どうやら、妹ちゃんも早退して一緒に行くようだ。
妹ちゃんが妻を拾ってからお義父さんを迎えにいくことになった。



いつも仕度に時間のかかる妻も、すでに準備が終わっていた。
金融機関の支店長さんへの連絡が終わってたった15分。


僕は仕度が完了した妻を最寄り駅まで車で送った。




お義父さんは妻を迎えに行く間に金融機関の本店へ連絡し、
書類発行の手続きについて確認をしていた。

確認してわかったのは、2点。
1、相続人全員の署名捺印が必要に関しては、判例が出てから
窓口に周知徹底している。
2、書類に関しては、窓口に本人じゃなくても委任状があれば
代理人や郵送でも対応可能である。


本店の対応を確認しておけば、何が正しいのか確認することができる。