【うどん店を出します】都町へんろみちの後 | まるしげ、しげのや食堂、飲食店日記

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南大分でラーメンまる重とんかつ店しげのや食堂を経営しています。

重光利明です。

食べ歩きをメインに店舗での出来事や日々の珍事、気づきなどを投稿していきます。

【うどん店を出します】
都町の、讃岐うどん へんろみちの後。
うどん店をやります。
唐突で結論から先に言っちゃいましたが
いろんな偶然が重なり、こうなりました。
ビックリされた方も多いと思います。
8月だったですかね?
讃岐うどん、へんろみちの
木内大将が突然お亡くなりになりました。
人格者で多くの人から尊敬され
惜しまれ、騒然となりましたよね。
私も経営者の先輩として尊敬してて
お店も何度も伺ってて
大将とも時々お話しさせてもらってました。
突然の訃報に言葉を失いました。
実は木内大将がお亡くなりなる
10日くらい前に
直にメッセンジャーで
「事業継承しませんか?」みたいな内容を
いただいてて
余りにも急なお話しと、
事の重さに即答出来ずって事がありました。
「大将、体調でも悪いんですか?」
木内大将
「もう復帰出来ないんです」
が最後の会話。
返答も出来ないまま、
大将がお亡くなりになり
返答出来なかった後悔が残っちゃって
もやもやしてたんです。
私にお話しがくるくらいですから
病床から最後の力を振り絞り
思い当たる方に
メッセージ入れてたと思うんですよね。
だから、てっきり事業継承は
どなたかに引き継がれたものと
思ってたんですね。
誰が引き継いで、
どんなお店にするんだろう?って。
それが先日、
不動産の、空き店舗情報に
へんろみちが掲載されてたの発見して
急いで不動産屋さんに電話して
事の経緯を聞いたら
事業継承は断念されて
空き物件として出されてあります。と。
いろいろ裏事情も聞いて....
まさかの展開になっていて........
自分が........とか直感的に思ってしまって。
大将がお亡くなりになってから
継承するにせよ。しないにせよ。
即答しなかった事が心に引っかかってて
「全く知らない業態が入るのもいやだな」
「やらなかったら、また後悔するな」
みたいな事がよぎり。
うどん業態をやってみたいと
常々考えてた事もあり決断しました
へんろみちファンの私としては
へんろみちの居抜き物件ならば、
うどんしか思い当たりません。
事業継承ではないので
レシピは、いただいておりません。
味は手探りです。
もう何十回も通った
へんろみちの味を思い出し、
と言いたいとこですが
いや。それは無理です。
おそれおおいです。
尊敬する大将の味を目指して
オリジナルの良いものを。
全くの0からなので
どんなのに仕上がるかも分かりません。
いつまで時間が
かかるかも分かりません。
でも行き着く先は、
絶対に良いものにします。
木内大将が愛したお店の内装、
丼のまんまで、
事業継承ではないので
屋号、看板は変えなければなりません。
味がまとまれば、年明けくらいに
オープン出来ればと考えております。
やっちまったので、やり通すだけ。
乞うご期待です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
写真は最近食べた、うどんの数々。
やっぱ、つくづく麺好きだなと思う。笑