三浦春馬くんの訃報で思い出したこと | maruseのひとりごと

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2014.7.24 薬師池公園のカワセミ

三浦春馬くんのことがきっかけで、遥か彼方昔に自分が応援してた俳優さんの「衝撃的な死」と、その時に考えていたことを鮮明に思い出すことになった。

 

その人も自ら命を断った。
死後、遺書が公開され、様々な憶測が飛び、親族の醜い争いや、故人のひととなりを侮辱するような報道が連日TVを賑わせた。

余りの過激な報道に、彼の俳優仲間が言ったらしい。
「あいつが人を殺しましたか?人の物を盗みましたか?もうそっとしておいてください。あいつはもう何も反論できないところに居るのだから。」

 

そう、私が、彼の死で教えてもらったのは「死んだらアカン」ってこと。
死んだらアカン。死んじゃだめ。死んだら、あることないこと詮索されて、それを否定も肯定も出来ない。で、決して本心はわかってもらえない(故人がわかってもらいたいと思っていたかどうかはわからないけれど…)ということ。

 

そして、彼に問いかけていた。
いま、何が見えますか?痛くないですか?寒くないですか?苦しくないですか?心は穏やかになりましたか?後悔してませんか?
もちろん答えが返ってくるわけはないけれど、もし、彼が後悔してないのなら、だったら…おやすみなさい…と。


いままでありがとう…自ら終止符を打ちたくなるくらい辛かったのかも知れないけど、あなたが生まれてきて、これまでの人生を歩んで来たことは、決して無駄なことじゃなかったよ…と。
彼がこの時代に生まれ、役者として生きてくれたこと。彼を思い応援することで、たくさんのことを教えてもらい、思春期の複雑な心を救ってもらい、僅かでも成長できた自分がいる。
だから、彼の全てを受け入れて、認めて、受け取らせてもらったモノに感謝して、前を向いて生きていくしか…ないではないか!?と、そうやって自分の中で、彼のことを清算したんだよね。

 

自分は薄情な奴なので、その後、彼への思いをずっと持ち続けていたわけではない。あれから長い年月が経ち、今回思い起こすまで、すっかり忘れていた部分もある。逆にこんなに鮮明に思い出せることに驚いているくらい。

 

人間は忘れてしまうもの…。
でも、現在、悲しみの中にいる人に「時が癒してくれるよ」なんてことは言えない。
ライブ公演マチネ後に訃報を知り、ソワレ公演の最後に感情が爆発してしまった育くん…、生番組で涙して歌っていた優くん…彼らを見ているだけで心が痛い。
きっと大勢の人が、現在進行形で嘆き悲しみ、何故?と問い続けているだろう。

 

彼に何があったのかはわからない。昔ほど酷くはなくても、これから先、耳を塞ぎたくなる報道がなされるかも知れない。
でも、それでも、それでもさ、みんな生きていくんだ。
春馬くんは、きっと、たくさんの人の太陽だったと思う。
あなたが知っている「三浦春馬」を信じて、彼からもらったモノに感謝して、受け取ったことを宝物にして、前見て生きていくんだね。
そうすることが、彼を再び「生かす」ことになっていくのだから。