金曜日の早朝、事務所の電話が鳴ったんです。
早朝の電話は、たいてい欠勤連絡なんだけど、
殆どが、各部署のリーダーの会社携帯に連絡することになっているので、
それを承知で会社電話にかけてくるのは、何らかの後ろめたさがある人が多いです。
会社にかけたら、自分と面識の無い人が出ることもあるので、
何も問い返されず、「はいはーい」で、済むことがありますからね。
事務所には、他に誰も居なかったので、maruseが電話に出たんです。
「はい、○○(会社名)です」と言うと、
いきなり、「□□××子ですが…」と、高齢の“男性”の声。
その名前に聞き覚えが無かったので、
「すみません、どこの部署でお仕事をされてますか?」と聞くと、
「△△センターです」と、すぐに返って来ました。
△△センターは、maruse、殆ど行き来が無いので、
パート従業員の方まで、名前を覚えていませんでしたが、
はっきりと、落ち着いた受け答えだったので、
間違いや、いい加減な電話(時々あるんです)ではなかろうと、話を聞きました。
△△センター勤務の□□××子さんが、出勤途中で事故に遭われ、
いま、病院に搬送中なので、今日は休むとのこと、
話の内容と、電話の向こうの落ち着いた口調で、
maruseの頭の中に、
“自転車ごとひっくり返った女性が、携帯で家に電話をして、
「職場に『今日は行けない』って連絡しといて!」と、頼んでる姿”が浮かびました。
「わかりました。△△センターに伝えます。お大事に…」と言うと、
「ありがとうございます。あ、事故なので、しばらく休むかも知れません。」と言って、切られました。
即、△△センターの責任者と業務部長に連絡し、maruseは、その日の作業に入りました。
で、そのまま土日を過ぎて、月曜日のお昼前、
パート従業員の方が帰られる前に、皆を集めて欲しいと、工場長から連絡があり、
その時、□□××子さんが、亡くなられたことを知りました。
信号の無い交差点で、トラックと衝突し、
自転車ごと巻き込まれて、引き摺られたんだそうです。
ほぼ、即死状態だったそうです。
ひえぇぇぇ!
何が「ひえぇぇぇ!」って…
電話がかかってきたのは、出勤時間から考えて、事故の直後のはずなんですよ。
ご本人が「ほぼ即死状態」ってことは、
家族に連絡を入れたのは、警察ですよね!?…本人は絶対無理やし!
そういう状況で、ご家族の方(多分ご主人)は、
まず、「会社に欠勤連絡しなきゃ!」って、よく思ってくださったなぁと。
“まさに出勤途中”の時間に連絡があったから、
maruseは、「本人が家族に連絡を頼んだ」と、想像してしまった訳で、
もっと遅い時間の連絡だったら、大事故を疑ったかも知れません。
△△センターの責任者も、事故当日、普通のお見舞いの気持ちで、病院に行ったそうです。
ひえぇぇぇ!
土曜日お通夜で日曜日告別式…。
金曜の朝まで元気だった人が…なんだか、呆気ないですよねぇ…。
殆ど面識の無い方ですが、「電話を受けた」ってことで、深く重く、圧し掛かっています。
早朝は、バイク走らせてても、車も人も、とても少なく、
ついつい“自分だけ走ってる”って感覚になってしまいがちです。
飛ばす大型車が怖いから、幹線道路を避けてるとは言え、
やっぱり…気をつけなきゃなぁ…と、思った次第です。
□□××子さんの、ご冥福をお祈り申し上げます。