新型インフルエンザが、秋を待たずして、猛威を振るい出し、
報道のトップで、関連情報が流されてますね。
厚生労働省が、感染者や重篤患者数の試算を発表しましたけど、
「国民の20%がかかり、1・5%が入院、0・15%が重症化…」
「最悪のケースとして、国民の30%が罹患し、2・5%が入院、0・5%が重症化も…」
とのことですが、実感湧きますか?
因みに、季節性のインフルエンザは、
毎年、1000万人が罹患し、10000人の方が亡くなっているそうです。
亡くなられた方の殆どは、高齢者や乳幼児、心疾患などの既往症がある方で、
あまり、身近で、「インフルエンザで亡くなった」って実感が、無いのが事実ではないでしょうか。
今回の新型インフルエンザ、2000万~3000万の人が罹って、
30万~75万人が入院して、3万~15万人が重症化する計算になります。
季節性でも、10%の人が罹っているインフルエンザ、
今回の新型の罹患率が20%って、「そんな少なくて済むん?」って気もしますが、
都市部では、やっぱり、20%より多くなると予想されてます。
40~50%の人が感染して、致死率が0.4~0.5%なんて話もあります。
250人に1人亡くなる計算です。
別に不安を煽りたいのではなくて、
今回のインフルエンザが「弱毒性」って報道されてるから、
「一回罹ったら免疫できるし、予防せんと、罹ったらええやん!」って、
安易に考えちゃう人が多いのかな…ってのが、心配…。
あ、弱毒型弱毒性のインフルエンザって言うのは、
感染力が弱いってことじゃなくて、
呼吸器のみに感染して、致死率が低いインフルエンザってことです。
以前から感染拡大が懸念されてた、高病原性鳥インフルエンザは、
強毒型強毒性で、血液を介して全身に感染し、致死率が高いそうです。
でも、弱毒型で、38℃以上の高熱が、2、3日続くだけ…って、
それでも充分、しんどいことだと思いますけどね。
で、その、「弱毒…」ってことで、
安易に「罹ったらええやん!」って、無防備にしてると、
感染者が一時に、ドバッと増えちゃうんで(何せ、殆どの人が免疫持ってませんから)、
そしたら、社会の機能が破綻してしまうかも知れませんし、
病院に、一気に患者が押し寄せたら、医療が破綻しますがな。
そんなことになると、インフルエンザ以外の病気の方も、
治療を受けられずに、巻き添えで亡くなってしまう可能性もあるんですね。
だから…
頑張って予防して、感染者ピークの山を、
なるたけ、なだらかに、しなきゃならんのですね。
しかし、今回の新型インフルエンザ、
10代以下の若年層に、感染者が多いんですね。
いまの若い人って、自分が感染症で死ぬなんて思ってないから、
予防が難しいんだそうです。
そういう現実を見ると、この新型インフルエンザも、
地球のしっぺ返しかな…( ̄_ ̄ i)