maruseを思うままに操りたかったら… | maruseのひとりごと

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2014.7.24 薬師池公園のカワセミ

昨日の記事の続きです。


今回の旅、当初はもっと南の「河津桜祭り」に行く予定でした。

でも、今年は暖冬で、桜はみるみる散ってしまったみたいで、

「葉っぱのライトアップ見てもなぁ…」ってことで、伊豆高原になりました。


伊豆高原の「さくらの里」は、


9月から翌6月までは何らかの桜が咲いている


というのが謳い文句ですが、


寒桜は   ←まだ少しは花が残っているのもありましたが、


満開に咲き誇っている木は、全くありません。


ソメイヨシノにはまだ早い、河津桜、大寒桜は散っている…


ものすごく間の悪い時に来てしまったようで、

まだつぼみばかりの、でも、物凄い数の桜の木を眺め、

「二週間後の桜と人出」を“想像”させていただくのみとなりました。(´д`lll)



で、宿から見えた大室山に登ってみることにしました。


パンフではこんな感じ→ 


標高580mのお茶碗を伏せたような形の草山(人口山ではなく火山)です。

写真は緑色ですが、先月、山焼きをしたばかりだったので「はげ山」に見えたのでした。

尾根伝いの道は、ぐるっと回って1km、360度パノラマ!

海見えるやろ!ってんで、富士山見えるかも!ってんで、


 ←リフトで4分で登れる!ってんで、


maruseの希望で、maruseの頼みで、maruseが登りたくて、


行ってみることになりました ヾ(@^(∞)^@)ノ


さて、昨日の記事、つり橋のところで、何と書いていたでしょう?

はい、「maruseは極度の高所恐怖症…」と…(=◇=;)


身体むき出しのリフトが平気であろうはずが無い!


リフトに乗るまで忘れてるんですね~あほですね~

リフト自体は斜面に沿って動いてるんで、

もし、急に止まってしまったとしても、飛び降りられる高さです。

ただ、自分の後ろに展開されているであろう風景が…怖い!


平らな面にお茶碗伏せた様な山ですから、

周りに視界をさえぎるものが何も無いんですよ。遠ーくまで見渡せる!

そのパノラマを目的に登ってるんだから、当然なんですが…

登りはね、前だけ見てりゃ、まだ良いんですよ、空だけ見て。


でも登ったからにゃ、降りなきゃならんわけで…


その時の前面に広がる恐怖に、今から不安…(((( ;°Д°))))


しかし、しかし、maruseはまだまだ甘かった!

本当の恐怖は、リフトなんぞではございませんでした…


 ←この、尾根伝いの道…


道からは、山の斜面は全く見えなくて、

足元の道の向こうは、いきなり“下の景色”な訳です。


あの~、座ってもよろしいでしょうか…這ってもいいですか?(((゜д゜;)))


傍から見たら、何ふざけてギャーギャー騒いどるんじゃ…って、

冷たい視線を送られ続けてたと思うのですが、

真面目に、怖いんです! 一歩が出んのです! 足がすくんで腰砕けなんです!

何で、皆さん、すっすと歩けるのか、解からんかった。


でも、早く降りたい!とは思わないんですね。

せっかくだから、景色を見ておかなきゃ…って気は充分ある。

怖いだけなんです~ヽ((◎д◎ ))ゝ


連れに引き摺られるように一周しましたが…、

「maruseを意のままに操るのは容易いことや」という話になりました。


ちょいと高めの建物の屋上のヘリに連れて行けばイチコロや!


左様でございます…(_ _。)


降りのリフトは、案の定、目は開けていられず、

遊園地で魔がさして絶叫マシーンに乗ってしまったときの呪文、


これで死んだ人はいない! ( ̄Д ̄;;


を、ひたすら唱え続けてました。

大丈夫だから、こどもから、杖ついたお年寄りでも乗せとるんや…と。

足のつま先の角度も固定されてるくらい、硬直してましたわ (→o←)



しかし、下山した時には、妙な満足感がありました。

目的の一部だった寒桜は外れたけど、

何か、maruseは、これだけで充分オモロかった…というか、


普段は動かさない“「心」の部分”が激動したんかな?


その後、一碧湖に寄って、ぐるっと一周散策して、

熱海で美味しい海鮮丼(イクラとサーモンの親子丼)食べて帰りました。



長くなりましたので、番外編は、また明日…σ(^_^;)