土曜日、舞台を観に行ってきました。
内容は…「星の王子様」です。
初演の頃は保育士をしていて、同僚には観劇をお薦めしまくり、
こども達には、覚えたてのミュージカルナンバーを、子守唄に歌って聞かせてました。
そんな大好きな舞台に、「星の王子様って…何?」と言う人(こういう人もいるのね)と、行ってきました。
いま、中高生の自殺が連鎖反応のように起こり…関連ニュースが報道されない日はありません。
いろんな方のブログでも取り上げられ、maruseも考えさせられます。
ある方が(ブログ内で)、「思い続けていれば、夢は叶うんだよ」と仰ってました。
「夢」なんて、そんな、簡単な、甘いもんじゃない!…って意見もあるのかな…。
叶わないから「夢」なんだ…などと。
でも、この方が言われる「思い続けていれば…」というのは、
例えば「スリムになりたい」という夢がある人が、「やせたい、やせたい」と言い続けていれば、
お菓子をバカスカ食べる生活を変えなくても、いつか夢が叶う…ってことではなく、
「夢」に向かって、働きかけをし続ければ…諦めなければ…ってことだと思います。
その記事を読んでから、maruseは、気付くと、この歌を口ずさんでました。
…流れ星 見つからなくても いつの日か 夢は叶う 輝く心あれば
あきらめることなど 誰にでも出来る 辛くても 捨てないで…
これは、最初に書いた『リトルプリンス』を作った音楽座のミュージカル、
『シャボン玉とんだ宇宙(そら)までとんだ』のナンバー「ドリーム」の一節です。
歌詞が同じ意味だから…何気なく出てきた歌でしたが、歌いながら、ふと、
いまの中学生や高校生に、もっと、音楽座のミュージカルを観てもらえないかな…と思いました。
それは、音楽座のミュージカル、『リトルプリンス』だけでなく、どの舞台を観ても、
感じるテーマが、「命」であり、「生きること」…だからです。
昨日は、そんなことも考えながら、舞台を観ていました。
(『星の王子様』のラストは…もしかしたら…解釈のし様によっては…とも思いましたが… スミマセン!)
「命は大切だよ」「頑張って生きようよ」…そんなセリフは無いですよ。
でも、王子が旅に出て、地球に来たいきさつや、
百万のバラ、百万のキツネが、“唯一の”バラやキツネになるくだりや、
砂漠ではあんなに苦労しなければならない「水」が当たり前に近くにある幸せや、
「本当に大切なものは目には見えないんだよ」とか……書ききれん…(_ _。)
それは、小さな星に住んでいた王子が、旅に出て、
いろんな人にあって、いろんな事があって、やっと気付いたこと…とか…、
音楽座の舞台を観て、何かを感じ、考える生徒がいるんじゃないかと…そう思いたいな…(*^-^*)
誰でも、「唯一の存在」を持っていて、また、誰もが、「唯一の存在」なんだってことも…。
今回、一緒に観た人は、自分が「酒呑み」なもんだからか、「呑み助」が印象に残った様で、
あれは、俺?!
などと、言っておりましたが…、何だっていいのよ! 興味持ってくれたらね! (o^-')b