リトルプリンス | maruseのひとりごと

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2014.7.24 薬師池公園のカワセミ

土曜日、舞台を観に行ってきました。


リトルプリンス  ←音楽座ミュージカル『リトルプリンス』です。


内容は…「星の王子様」です。

初演の頃は保育士をしていて、同僚には観劇をお薦めしまくり、

こども達には、覚えたてのミュージカルナンバーを、子守唄に歌って聞かせてました。
そんな大好きな舞台に、「星の王子様って…何?」と言う人(こういう人もいるのね)と、行ってきました。



いま、中高生の自殺が連鎖反応のように起こり…関連ニュースが報道されない日はありません。

いろんな方のブログでも取り上げられ、maruseも考えさせられます。


ある方が(ブログ内で)、「思い続けていれば、夢は叶うんだよ」と仰ってました。

「夢」なんて、そんな、簡単な、甘いもんじゃない!…って意見もあるのかな…。

叶わないから「夢」なんだ…などと。

でも、この方が言われる「思い続けていれば…」というのは、

例えば「スリムになりたい」という夢がある人が、「やせたい、やせたい」と言い続けていれば、

お菓子をバカスカ食べる生活を変えなくても、いつか夢が叶う…ってことではなく、

「夢」に向かって、働きかけをし続ければ…諦めなければ…ってことだと思います。


その記事を読んでから、maruseは、気付くと、この歌を口ずさんでました。


 音譜…流れ星 見つからなくても いつの日か 夢は叶う 輝く心あれば

   あきらめることなど 誰にでも出来る 辛くても 捨てないで…音譜


これは、最初に書いた『リトルプリンス』を作った音楽座のミュージカル、

『シャボン玉とんだ宇宙(そら)までとんだ』のナンバー「ドリーム」の一節です。

歌詞が同じ意味だから…何気なく出てきた歌でしたが、歌いながら、ふと、

いまの中学生や高校生に、もっと、音楽座のミュージカルを観てもらえないかな…と思いました。

それは、音楽座のミュージカル、『リトルプリンス』だけでなく、どの舞台を観ても、

感じるテーマが、「命」であり、「生きること」…だからです。



昨日は、そんなことも考えながら、舞台を観ていました。

 (『星の王子様』のラストは…もしかしたら…解釈のし様によっては…とも思いましたが… スミマセン!)


「命は大切だよ」「頑張って生きようよ」…そんなセリフは無いですよ。

でも、王子が旅に出て、地球に来たいきさつや、

百万のバラ、百万のキツネが、“唯一の”バラやキツネになるくだりや、

砂漠ではあんなに苦労しなければならない「水」が当たり前に近くにある幸せや、

「本当に大切なものは目には見えないんだよ」とか……ききれん…(_ _。)

それは、小さな星に住んでいた王子が、旅に出て、

いろんな人にあって、いろんな事があって、やっと気付いたこと…とか…、

音楽座の舞台を観て、何かを感じ、考える生徒がいるんじゃないかと…そう思いたいな…(*^-^*)

誰でも、「唯一の存在」を持っていて、また、誰もが、「唯一の存在」なんだってことも…。



今回、一緒に観た人は、自分が「酒呑み」なもんだからか、「呑み助」が印象に残った様で、


あれは、俺?!


などと、言っておりましたが…、何だっていいのよ! 興味持ってくれたらね! (o^-')b