いまさらながら…ありがとうございました (≡^∇^≡) | maruseのひとりごと

maruseのひとりごと

2014.7.24 薬師池公園のカワセミ

love-cigarさんのブログ で、ビジネスパートナーが退職される時に花束を渡した話を拝見しました。

今までの感謝の想いを何かカタチであらわしたい…
ちょっとしたサプライズをプレゼント…


保育士時代、一番最初に勤めた保育園を変わる時、

担当していた3歳児クラスの保護者全員から花束をいただいたけど、

当時のmaruseは…“送る側の想い”を考えていたかな… ( ̄ー ̄;


想いは遥か遠く、十数年前へ…


maruseセンセは…決して優しいセンセじゃなかった。

いつもニコニコ笑ってなんかいない、デカイ声で叱る、思いっ切り恐いセンセ。

お遊戯は、maruse自身がこっぱずかしくって、可愛いなんて出来なくて、

いつも、梅ぐみ戦隊ガキレンジャー!!!みたいな…

(お遊戯会では「緊急指令10-4 10-10」で踊ったよね!←わかる人おるんかいな σ(^_^;)

ピアノが下手くそなセンセだった(【経験バトン】参照)。

♪ズン チャッ チャッ のベース音だけで「めだかの兄妹」歌ったね。


実はmaruseなりには必死だったんよ。

こども達の…貴重な…「3歳」の一年間を、台無しにしてやいないかと、いつも心配だったんよ。

取り返せない、大切な大切な時間だから。

そして、こども達は「委ねる」ことしか出来ない弱い立場だったから…。


“その”保育園、最後の日の降園時、梅組の保護者の方が「何か」画策してる気がして、

maruseセンセは、園庭に出れないでいた。

案の定、画策されていて、


うめぐみのなかま  ←こども達の絵と写真、親のコメント入り、画集


バラの花束  ←バラの花束


を、いただきました。

そして、案の定? maruseは、どうリアクションしていいか判らなかったのでした (´_`。)


他のクラスのセンセ達に比べて、

優しい笑顔も、あふれる包容力も、お遊戯やピアノの技術も持たないmaruseは、

「センセはあんたが大好きやで!」

「怒ってばっかいるmaruseを、あんたが嫌いでも、maruseは大好きやから!」

って想いだけで、対抗(せんでもええんやけど…)していました。

それを伝える話術もなかったので、出来ることは、ただただ抱きしめること。

それも、こっぱずかしいから、遊びやお遊戯でごまかして。


そんな不器用なセンセの想いを、こども達は受け取ってくれてたんですね。

そして、親に「maruseセンセ、恐いから嫌いや!」と、言わなかったみたいです。

それが感じられる、クラス全員からいただいたプレゼント、

バラは枯れてしまったけど、画集は、今も大切に手元に置いてあります。


梅組のこども達、そのお父さん、お母さん、いまさらながらですが、ありがとうございます!

思えば、あの時の想いが、その後のmaruseを、少し強くしてくれたような気がします。

そして、実を申せば、こども達と「あんたが大好きよ」って想いで向き合うようになったのも、

学生時代のアルバイトで苦い経験をしているからで… (;´▽`A``


人間は、こんな風にして、階段を上っていくもんなんですね。