何を言いたいのか理解ができないまま「…Q県に来ることになった理由覚えてる?」と尋ねる。
「俺が暇だからでしょ?狂ってるね」とサラッと答え、急に寝返りを打ち背中を向けた。

その言動に流石にイラつき起き上がって「は?暇やからちゃうやん。言うとくけど私も傷つくねんで?ショック受けることあるねんで?わかってる?」とZを見て言い返す。
Zは此方を見る事なくiPhoneをいじりながら「だから、こんなトコまで頭おかしいって言ってんじゃん」とキレた。
「初めて「来てー!」って言われたから嬉しかったから来たのにひどくない?」と言うと「は?頭おかしーじゃん。俺なら来てって言われても来ないわ!」と更に怒り出す。

意味不明が過ぎる…とQ県に来たことを後悔し「酷いな」と伝えた。
すると「は?なんなの?もういいわ!」と言われ、私のイライラも増す。
「もうよくないわ!なんなん?」
「文面そのままでしか受け取れないの?頭おかしいじゃん!すげーな!って言ってんじゃん」
「すげーは言われてへん。頭おかしい狂ってるしか言われてへん」
「は?なんなの?何を言ってほしいの?そのまんまの言葉でしか受け取れないの?俺は頭おかしいけどすごいねって意味で言ってんのに。勝手に悪い方で受け取ったんでしょ?そんなの知らんわ」と声を荒げる。
あまりに堂々としている為、Zと私どちらがおかしいのかわからなくなり一旦言い返すのをやめて考えた。

その次の瞬間、寝転んでいるZの上に置いていた私の手が振り払われ「はっ?」と言ってしまう。
すると直ぐ様「はぁー?」と10倍ぐらいの声の大きさで言い返され、悔しさ悲しさ等々を【イラつき】が余裕で上回る。
それでもこれ以上意味不明なやり取りはしたくなくて「この話の流れで腕振り払うのはよろしくないよ?」と優しく言ったつもりだが「布団取っただけじゃん!!!手ぇあるのなんか知らんわ!!!!!
ね、そこも途中までで文句言うでしょ?俺の真意理解する気ある?」と大きな声と強い口調で言われ、蔑んだ目で見られた。