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百合農家な日々

 高知でユリとかやりゆう

これが一番好きかも。

魅力的な悪役は重要なんやろうねえ。

相変わらず強引な手法やけんど、ここまでオフザケやらんとどうにも堅物が多すぎる業界やからなあ。マジメも時には毒になるわ。

 

以下原文

 

 

リリーデビル (イメージ)


第1話『デビル参上』


百合子「よーし、今日はがんばるぞ~!」
 

ーー百合子は初めてのイベントに心踊らせていた。
 

ここは東京有楽町、この春に全国から選ばれたリリーエンジェル達が初めての街頭での活動を始めようとしていた。


スタッフ「今日はよろしくお願いします。えー、今日はですね、街頭販促活動ということでエンジェルさん達は通行人に用意されたユリの花束を配ってみてください。皆さん明るく声をかけてくださいね~。」
 

エンジェルたち「はーい。」
 

早百合「ねえねえ百合子、あたし達はペアでこのビルの東側を担当するみたいよ。」
 

百合子「りょーかーい。今日は2人でがんばろー。」
 

早百合&百合子「「おー」」
 

ーー2人はリリーエンジェルのお披露目会で知合い、似た名前で歳も近いということですぐに意気
 

投合した仲だった。
 

百合子「ユリをどうぞ♥」
 

通行人「ありがとう、きれいだね」
 

百合子(ふふふっ、なんだか感謝されてちょっとウレシイ。)
 

ーーそして、しばらく配った頃だった。
 

百合子「なんかあっという間に花束が無くなってきちゃった、早百合の

方はどうかしら。」
 

百合子「ねえ、早百合~そっちはどう?」
 

ーーそう百合子が呼び掛けて早百合の方を振り向くと。どうやら様子

がおかしい。
 

早百合「いや。。。ちょっと!やめてください!」
 

???1「ねーちゃん何やってんだよ~、オイラも手伝ってやるよ~、バラまくのは得意さ~」
 

早百合「やめて!はなして!」
 

百合子「ちょっとあんた!やめなさい!一体なんなの?」
 

プランターゴ「オイラかい?オイラはプランターゴ、巷じゃ流行りまくりの憎い奴ってハナシさ~」
 

スタッフ「キミ!何をやっているんだ!」
 

ーー騒ぎを聞きつけたスタッフが止めに入ろうとする。が。。。
 

???2「おっと、お前の相手はこのオレ、ボトリチスさんよ!」
 

ーーそう言うや否やボトリチスはスタッフを羽交い締めにした。
 

スタッフ「う、うごけない。」
 

ボトリチス「そうだろう、オレが出てきたからには荷物の動きは止まる、危険なヤツだぜ!」
 

百合子「また出てきたわ、今日はどうなってるの?」
 

???3「本当にどうなっているんだろうねえ、クズみたいなユリなんか配ってよぉ」
 

ーーそう言うともう一人現れた。
 

百合子「クズですって?お父さん達が一生懸命作ったユリなのに!なんでそんな事言うの!?」
 

ブラックノーズ「くだらねえ活動で無駄金使った所でこの死にかけた花業界は希望の芽なんて出てきやしねえんだよぉ、このブラックノーズのようになぁ!」


百合子「ひどい。あんた達は一体なんなの?」
 

ブラックノーズ「ふふふ、俺らはリリーデビル。お前らリリーエンジェルの真逆の存在よぉ。」
 

ボトリチス「俺らはエンジェルどもが気に食わねえ!」
 

プランターゴ「そうさ、プロモーションの前にやる事あるんじゃないの~」
 

リリーデビル「「「俺らのクレームを処理しろよ!」」」
 

百合子「あたし達はそんなの知らない。。。」
 

ブラックノーズ「知らないじゃねぇ!よし、おめえらユリごと請求書を全部燃やしてしまえぇ!」
 

ボトリチス「まかせろ!」
 

プランターゴ「やっちゃうよ~」
 

エンジェルたち「きゃあああああああ」
 

『貴様ら!そこまでだ!』
 

リリーデビル「「「だれだてめーわ?」」」
 

リリージャスティス『我が名は正義、リリージャスティス!』
 

ーーーーー
 

ーー突如現れたリリーデビル達。混乱するエンジェルはどうなるのか。リリージャスティスは何者か。
 

次回、「結局入金!」をお楽しみに!
 

イメージは以上。


イメージから入った方が分かりやすいかと考え三文芝居を前に持ってきました。これより説明に入ります。プロモーションは狙う相手がいると思います。これまでのプロモーションは私の知る限りその相手が花業界の中の人にとどまっていると思います。これはフラワーバレンタインも同じく、リリーエンジェルもミスリリーもです。花業界の中の人というのはこれまでもこれからも花を買う人たちです。もしかするとその外側を狙っていたのかもしれませんが、結局内側で終わってしまいました。楽屋落ちってやつですね。なぜ内側どまりなのか。理由にはいろいろあるでしょうが継続性と話題性という二つの魅力が足りないからだと思われます。両方を補うためにはかなりの資金が必要になるため難しいのは間違いありません。リリーデビルプロモーションは資金を抑えながら話題性と継続性を持たせるように考えたものです。まずゼロからリリーデビルプロモーションを作るとなると結構なお金がかかります(チラシ、ポップ、グッズ、WEB等の告知料)が、現在行っているプロモーションに乗っかれば土台は出来上がっています、少しのプラスで告知が済みます。残りのお金を継続的な活動、Twitterやブログ、短編動画(cm)の更新に使えます。話題性はデビルのキャラクターです。エンジェルの妨害をし続けるのが彼らの任務ですが、破壊的な行動は突発的な話題に上がりやすい。良くも悪くも例として外山恒一を上げておきます。彼ぐらいの強いキャラがあれば問題なく話題になります。そして話題にしている層は間違いなく花業界の外側でしょう。リリーエンジェルの残念な点はキャラの弱さです。都合上一年で交代しなくてはならずどんなに綺麗な方でもユリ農家の娘以上のキャラクターを持たせることができません。そこをカバーする上でもデビルの存在は重要で、彼らは娘を襲う悪い奴ですが、毎回負けて去って行きます(書いていませんが)。そして彼らの中身は所得を上げたいユリ農家です。セリフにも悲哀としてそれが表現されていますが、頑張るんだけど毎回負ける、負けるけどまた挑んで行く。このバックストーリーはユリ農家でそのものでありこの点がキャラクターに厚みをもたせることができます。これがエンジェルを際立たせる結果になると考えます。この点をWEB上で小出しにして行けばデビルは魅力ある存在になれると思います。


リリープロモーションジャパンが乗る企画とは思えませんが、言わずに乗っかっていくのも突発的話題に上がりやすいと思えます。


平成26年5月29日

あとで分かったけどブロックチェーンでやった方がよさげなアイデアだなあ。当時はブロックチェーンなんて知らなかったからなあ。

 

要はダメな球根のデータベース。品種やロット、サイズ、産地なんかで分類できるようにしてダメ球根をネット上で可視化する。高知限定で会員制にする事により高知のユリ産地をリスク軽減させ、他産地との差別化で高付加価値化させていく。とかそんなん。

 

以下原文

 

 

kochi bulbs check system


概要:個々のユリ農家が球根の不良を集計し会員制のクラウド上で公開しシェアする。


背景:不良球根は必ず存在するが、その程度は様々な条件によって変わってくる。その条件を直接管理できないユリ切花農家はコンテナを開け芽出しをして初めて被害に直面する。毎度毎度悩まされる不良球根の被害を最小限に抑える事はユリ農家全体のメリットにつながるはずである。


利点:品種別やロット別で不良球根率があらわになるため、次回購入時の参考になる。数年続けて集計することで信頼性が増してくる。そうなればこのシステムに参加しているユリ農家は不参加の農家と比べロスの少ない栽培ができる。少ないロスで栽培できるということは品質の向上が見込める。ならばこのシステムに参加していることを公表すれば販売力の向上につながる。システムとして成長すれば「品質基準」として業界のルールになれる可能性もある。高知発のシステムとして売り出せばユリ業界の基準を高知で握ることができる。ユリ農家だけでなく球根屋としてもメリットがある。オランダの輸出業者と交渉する際にビッグデータの後ろ盾は交渉にスピードと力を与える事が出来る。オランダの輸出業者もデータを持っているだろうが、結局集計元は芽出しをした農家だ。ならば零細のユリ農家が多く集まる高知ならばたくさんのチェックを受けていることになるので信頼度は高くなる。


難点:ズバリめんどくさい。オランダ産であろうが南半球産であろうが芽出しをして一箱一箱集計していくのはそれ自体がロスだ。さらにクラウド上にデータを提出作業もある。年配の方はハードルが高いだろう。中には不正を働く者もでるかもしれない。参加人数が少なければ信頼度は低くなりやすい。コスト面:どのようなフォーマットでどの程度の容量が必要なのか検討もつかいないが、システムを作り上げるエンジニアが必要である。既存のクラウドサービスで可能であればその費用もある。なおかつ管理するマネージャーも必要。ユリ農家すべてのメリットになるため助成金を活用したい。
 

視点:いろんな切り口があるだろうが比較的若い連中が後継者としてユリ農家をやっている。彼らはIT親和性が高いと思われる。年配組みにはアナログ的にメモしておいてもらい代りの者がデータ起しすることもできるだろう。難点もあるが、先行者優位になるこのシステムは後から乗っかっても高知の優位性は無い。一戸単位の農家では信頼度は低すぎる為、垣根を越えた協議会でこのシステムを作ることは社会的意義がある。


平成26年5月29日

続いてのお話。経営についての話になるかな。

小規模だと舐められますよって事やねえ。

 

以下本文

 

 

ユリを生産し販売するまで一体どれほどの資材が必要だろうか?生育管理に必要な資材、肥培管理に必要な資材、荷造り販売に必要な資材、各種盛りだくさん。そしてそれらを仕入れる為にはどのようなルートが望ましいだろうか?一体誰に頼むべきか?親切な業者はどこだろう?ウチに合った資財屋はどこだろう?
 

 

【概要】高知のユリ農家が取引業者を評価しそれをまとめて共有する。ネット小売のレビューのようなもの。
 

【狙い】一つの取引先を選ぶ基準は沢山ある。値段やら品質やらスピードやら支払い条件やらクレーム対処やら付合いやら、イロイロ。そして選ばれなくなった基準も同様にある。誰しも不良業者と無駄な折衝事はしたくないもの。業者選択は個々の経営体によって自由だが選択の手助けとなる情報は非常に狭く限られている。この情報を高知のユリ農家全てに開示し取引業者選定コストを減らそうというのが今回の評価表の狙い。
 

【機能】ユリ農家であれば絶対必要な出荷梱包用ダンボール箱を例にとって考えてみる。ダンボール業者は沢山あるが、現在取引のある業者についての評価はそれぞれ持っているだろう。良い点悪い点を評価表に落とし込み評価表を作り上げる。単価が安ければ「安い!」と評価表に書き込む。クレーム対応がスムーズならば「フォローが素晴らしい!」と書き込む。逆にネガティブな情報はそのように。営業の人柄がどうのいうなのかまで、細かく業者を評価して行き評価表が出来上がる。作り上げられた評価表にある現在取引のある業者の評価や、競合他社の評価、それらをいろんなユリ農家の視点から確認することで自社の取引は正しいのかどうか判断しやすくなる。良ければ継続、悪ければ取引条件を交渉したり違う業者に替えることが簡単になる。


【制作】評価してくれるユリ農家さんを集める事がどれだけできるかが重要。そして評価表を取りまとめてくれる人も重要。まとめた表を更新してくれる人も重要。評価表を閲覧したい人にどう届けるのかも重要。デリケートな情報も含まれる可能性があるためネット上で公開することは難しいかもしれないが会員制にして閲覧するならば可能だと考えられる。コスト面は管理費が大半になるだろう。
 

【背景と総論】高知のユリ農家は小規模農家が大半である。1戸1戸がそれぞれ違う業者との取引交渉を行っている。その為、業者自体も小規模な業者が多く存在する。小規模業者は材料や原料、商品の仕入れも少ないため元売との交渉力は弱い。つまり仕入れは高値で小売も高値に必然的になってしまう。高い資材代はユリ農家の原価を押し上げる、原価上昇を販売単価に上乗せ出来なければ最終的にユリ農家の利益は抑え込まれる。ユリ農家は現在取引のある業者が果たして正しいサービスをしているのかどうか見直す必要がある。見直す頻度も適正なのかどうか理解しなければならない。高知のユリ農家はウチはしっかりやりゆうと勘違いしている奴が多い、他者との比較をせずにしっかりできる訳が無い。自己基準のみで全てを判断するのは無理がある。評価表はそれぞれユリ農家の経営に客観性をもたらす一助となり得ると考える。


平成26年5月29日