昨年の残念な吉野桜の記録です(2018・4/8)
吉野山の桜は1300年の昔から『御神木』として崇拝されきたのだそうです。
日本古来の「ヤマサクラ」を中心に約3万本もの桜が咲き誇る様子は
「一目千本」・「千本桜」などと形容される桜の名所
観桜期にはもれなく交通規制がかかります
それも私達が行った日は日曜日、パーク&ナントカ?の日で、
郊外駐車場から、シャトルバス乗って という日でした。
その郊外駐車場を目指して行ったわけですが、
途中「臨時駐車場」の案内板を見つけたので、その通りに行ってみると
「金峯山寺まで、徒歩20分くらい」とのこと、
シャトルバスに乗っても同じくらいだから、ここに停めて行動開始です
しか~し、ここは山
徒歩20分とは言っても、坂道です!
いえ、山を上ると言った方が正しいかも
心臓バクバク、心の中で失敗した~~と思ったわけす
でも、朝の光と小鳥のさえずりに、パワーをもらって
30分かけて中千本のメインの通りに到着しました
まだ早い時間なので人もまばらですが、
数時間後にここに降りてきた時は凄い人・人・人でした
までは良いお天気だったのに・・・・・・・・・
山のお天気って変わりやすいんですね、
奥千本行きのバスを待っていたら、なんと
雪が降ってきました
バスは渋滞にはまって、中々こないし・・・・・・
メチャクチャ寒かったよ~
バス待ちの列
1代目のバスには定員オーバーで乗れず、
ピストンでバスか戻ってくるのをひたすら待ち
2本目のバスでようやく‘奥千本’に到着(バスは数台出ているようですが渋滞で遅れているとか)
バスを降りると、目の前には
<修行門>
鳥居の先は「金峯神社」と思ったら、長~い坂道
山ですから!と思いつつも
駐車場からの山上りとバス待ちの寒さ、目の前の長い坂道!
修行門を潜りながら、今日は修行だわ! と思ったのでした
まだまだ修行が足りていませんが
ようやく「金峯神社」が見えて着ました
<拝殿>
御祭神 金山彦神(かなやまひこのかみ)
イザナミ命が火の神(ほのかぐつち神を生んで苦しんで知る時、その吐瀉物から
生まれた神で、鉱山や金属の神様です。
創建の経緯などは不明ですが、「栄花物語」に 藤原道長が詣でたことが
記されているそうです。
拝殿の左に進むと
<義経の隠れ搭>
源義経が、兄・頼朝の軍勢から身を隠した搭とされます
弁慶や静御前と一緒に身を隠していたのでしょうか、
この吉野の山中で、静御前は捕まり鎌倉に送られるんですよね、
その後、二人は二度と会うことはなかったとか・・・・・・悲しい・・・・・
隠れ搭の近くの展望台からの眺め 手前の木が白っぽいのは雪です
奥千本エリヤは、桜は満開でした
若い桜が多くて、少々物足りない感じもしましたが
10年先20年先と楽しみですね
予定では、さらに奥の「西行庵」まで行く予定でしたが
ちらつく雪と寒さと、足元びしゃびしゃに断念
引き返すことにしました。
帰りは徒歩で下ります。 その2につづきます。
金峯神社でいただいた御朱印です。
訪問いただきまして、ありがとうございました