梅雨入りですね。 
この時期は湿度とダニ、カビのアレルギーで咳が出る呑美姐です。
酒量も減ってしまいますショック

さて、この週末に京都へ一泊二日の弾丸ツアーで行って来ました。
目的は京都の今宵堂さんです。

お二人との出会いは7年ほど前、まだ酒徒庵のわびちゃんが蕨でちょうげんぼうという居酒屋の店長をやっていた頃。
ジャズ兄さん達が今宵堂のご夫妻を会に招き、酒の会を開催していた日にたまたま私もちょうげんぼうさんへ。
そこでお二人をご紹介して頂きました。
とても感じのいいご夫妻で、素敵な酒器をその当時から作っていらっしゃいました。

いつかアトリエにお邪魔したいと思って7年。やっと伺うことができました。

京都駅から地下鉄で北大路駅へ。
10分ほど歩くと民家の中にアトリエがありました。
2階が住居で1階が工房です。

平日は製作に専念されているのでアトリエはオープンされていませんが土日は開いており、酒器を買うことができます。

でも展示会等でお休みの日もありますから、ご確認の上お出掛けしてくださいねー。

久しぶりにお会いする上原さんご夫妻は本当に感じのいい方で、温かくもてなしてくださいました。

いい意味で申し上げますが、生活が質素というか、淡々と生活されている印象。
物に執着したり、人の声に惑わされるようなことはない、自分たちのペースで人生を謳歌されている印象です。
実はご主人は福岡の出身、奥様は大阪の方で、京都にはミーハー感覚でたまたま住んでいらっしゃるとのこと。
いやー、でもそれもいいじゃないですか。
京都今宵堂、文化になりつつありますからね。

おうちの中庭も素敵です。




こんなかわいいお菓子でもてなしてくれるんですよ。




ディスプレイのセンスもシンプルですが素敵です。
この感性は天性のものだと思います。

「買ってください」的なことも一切なく「酒器を可愛がって頂き、ありがとうございます」と。
もうほんとに泣けてくる感じです。



今回はこの三点を購入しました。

でもどーしても欲しい酒器があったので注文させて頂きました。
一年待ちでございますよー。


きっとお二人で一生懸命作ってくれると思います。
やはり人は人格。
お二人のこの人柄がこの酒器を生み出しているのだと思います。

いい旅になりました。

上原さんご夫妻には厚く御礼を申し上げます。
酒器ができたらまた行こうかな。