モノづくりの現場では、うまく成形出来なかった、うまく熱が入らなかった、一部の製品の強度が弱くなる等、よく問題が発生します。

 

その時々で生産方法が違ったり、設備が変わった事で発生する事も多々ありますけど、問題解決に必要な事ってなんでしょうね?

 

問題解決に必要なことは、“問題発生の原因がわかる事”です。

 

何を当たり前なことを言ってんだ(怒)なんて言われますけど、これって重要なんですよ。

 

みんな何が原因か分からないから、「どうやって直して良いかわからない(汗)」って困って私に依頼が来るんですよ。

 

じゃあ、問題発生の原因はどうやったらわかるようになるの?っていうと、タイトルの“問題解決はデータ採取から”というわけなんです。

 

新商品のテスト段階でどの項目が外れたら製品にどのような影響が出るのか?という事をしっかりとデータ採取する事。

 

そして、どの程度のバラつきであれば安定的に生産できるようになるかを明確にすることはこのブログではうるさいほど言っています。

 

このデータをしっかり取っていると、この問題はこの項目が外れたら発生するな!ということがわかってきます。

 

つまり、実際に生産している段階で、問題が発生した時にどの項目が外れているかが、すぐにわかるようになるんです。

 

そうなると、“問題発生の原因がわかる事”につながるんですね。

 

例えば、この製品の一部分に熱が入らなかった。という問題が発生したとします。

 

この、熱がしっかり入るのはどんな項目が影響しているのかをテスト段階でデータ採取していくんです。

 

製品の形なのか?密度が高いのか?肉厚なのか?原材料の偏りなのか?

 

一つ一つデータ採取していったとします。

 

で、熱がしっかり入るためには密度を低くする必要があるということがわかったとします。

 

そうすると、生産時に熱が入らないという問題が発生した時に、じゃあ密度を測定して高いから低くしようという判断がすぐにできる。

 

そして問題解決が迅速にできるようになる。ということです。

 

もちろん、実際の生産では様々な要因で問題が発生するので、スムーズに問題解決とはいかないかもしれません。

 

でも、問題解決は、このデータをしっかりとった上で、問題の原因と考えられるものを一つずつ消していく作業なんですね。

 

地道だし、分かりにくいので、現場の人や管理職の人には、褒めてもらえることは少ないです。

 

でも、安定した生産には絶対に必要な作業なので、一つずつ地道にデータを採取して積み上げていくという根気が必要です。

根気のいる作業で婚期が遅れ・・・