更なる彼女の告白は驚かせるものでした…
X「もう一つ話しておきたいことがあるんだけど……。」
私「!! まだ、話があるの?笑 何か恐くなってきた…笑笑」
X「(Xさんの)お母さんは、私たちの関係の事、ずっと前から知ってるの。」
私「笑笑 これもまたすごい話だね! ずっと前って…いつから知っているの?」
思わず笑ってしまいましたが、本心はかなりドキドキしてました。
X「就職して今の所に引っ越ししてから半年位経った頃……お母さんが家に遊びに来た時に衣装ケースの中身を見られちゃったの…」
ここで言う衣装ケースとは、私が彼女の部屋で過ごす時の部屋着等を収めていた小さな衣装ケースのことです。 中身を見れば、この部屋に男の人が出入りしているのが一目瞭然のものでした。
私「それは隠しようがないね…。 でも、見つかってからもこうやって会うことができていたけど、お母さんからは何も言われなかったの?」
X「見つかった時、彼氏が時々遊びに来ているって言ったんだけど、根掘り葉掘り聞かれているうちに辻褄が合わなくなって… 一応、今はお母さんよりも年上の彼氏ってことになっているの。 でも、こういう(サポートありの)関係だってことは知っていると思う。」
私「どうして、そう思うの?」
X「お母さんから、「その彼氏って私(Xさんの母)に紹介できる人じゃないんだよね…」って、言われて返事できなかったから…」
私「……………」
X「でもね! 私、お母さんに言ったの! 私を学生の時から精神的にずっと支えてくれていて、今の自分は彼氏がいなければ成り立たなかったって! そうしたら、お母さんに言われちゃった…」
私「何て言われたの?」
X「彼氏とずっと仲良くできるといいね。 でも、お別れする時は綺麗にサヨナラするんだよって…」
私「………、完全にバレているね。」
X「私の転勤を機にお別れすることになったって事も話しているの…。 そうしたらお母さんから伝えて欲しい事があるって…」
私「!! それって何?」
彼女は眼に涙を浮かべながら話しました。
X「「私(Xさんの母)が不甲斐ないばっかりに娘が大変お世話になりました。お陰で立派に育ってくれました。本当にありがとうございました。」…って」
私「そっか……。 逆に、俺の方からお母さんに伝えてくれるかな…。 「こちらこそ、ありがとうございました。 Xさんとの時間は、私にとってとても充実して掛け替えの無いものででした。 これからのXさんとお母さんの健康と幸せを祈ってます。」って…」
彼女は私の胸に顔をうずめ号泣してしまいました。
X「やっぱり、サヨナラしたくないよ…」
私「残念だけどお母さんが言うとおり、今が綺麗なタイミングなんだよ…」
私も涙ぐんでしまいました。
彼女をなだめて眠りについたのを確認し、私も眠り、そして朝を迎えました。
旅館を出て、帰途の車中では、いつものように話をしながら楽しい時間を過ごしました。
私「昨日の話、何で俺に隠してたの?」
X「この話をしたら、私たちの関係が終わっちゃうと思って言えなかったの…」
私「少し驚いたけど、リアルタイムで聞いたらどうだったかな…笑 まだ何か隠していることある?」
X「ん……、多分もう無い! あったとしてもどうでもいい事!!笑」
お互いに何か吹っ切れたような感じでした。
彼女の家まで送り、車を降りる際に…
X「ありがとう! 楽しかった! またね!」
…と言って降りていきました。
「またね…」か………
この言葉は私の心の中に強く響きました…