もうすぐ日付が変わる遅い時間…空室があるか心配でしたが、2件目のホテルで入ることができました。
部屋に入り、私が備え付けのコーヒーを淹れてからXさんは話し始めました。
X「さっきは泣いたりしてごめんない。」
私「こちらこそ悲しくなるようなことを言ってごめんなさい。」
話の内容はこんな感じでした。
・シングルマザーの家庭に育ち、経済的に厳しい状況の中、大学へ進学した。
・奨学金を借りつつ、母親からの仕送り、高校時代のバイトで貯めていた貯金、JDになってからのバイトで学費・生活費を賄っていたが、限界になりつつあり、このままでは学生生活を継続するのが困難になるためにP活を始めた。
・P活で大人をすることも覚悟し、実際に2人と大人をしたが、1人はお手当を貰えずに逃げられ、もう1人には乱暴なことをされ、とても辛い経験をした。なので一旦、P活を辞めていた。
・だが、母親からの仕送りが減り、貯金も底をつきつつあり、学費の目途までも立たなくなってきて止むを得ずP活を再開したが、大人をするのが怖くて「食事のみ」で会ってくれる人を探すようになった。
・再開して、何人かのPから会いたいと言われたものの、過去のトラウマで踏み出せていなかったが、私との何気ないやり取りを長期間続けているうちに会いたい気持ちに変わっていった。でも、会いたいとは自分からは言えなかった…
P活初期に大人をした2人は、Xさんが何も知らないことを逆手に取り、彼女にとても酷い事をしていました。
その詳しい内容は書きませんが、今でも怒りが込み上げます。
X「重たい話をしてごめんなさい。 そして食事のみでしか会っていないなんて嘘をついてごめんなさい。バカな女ですよね。」
私「思っていたより(経済的に)大変な状況なんだね。 P活もそうだけど、もっと割のいいバイトをすれば良いんじゃないかな? 居酒屋じゃなくて夜の仕事とか…」
X「大学に入ってすぐにキャバで働いたりしたけど、全然合わなくて…。 今の居酒屋は小さいお店で時給は高くないけど、すごく働きやすいので、そこだけは辞めたくないんです。」
私「そうなんだね。 さっき俺しか考えられないって言っていたけど、どういうことなのかな? それとこの話は関係があるの?」
X「…………私を助けて下さい。 このままだと学費が払えなくて退学しなきゃならないんです。」
私「??? それは、XさんをP活としてサポートして欲しいということなのかな?」
X「…はい。 私を〇〇さんの相手にして下さい。」
私「それって、俺と大人の関係になることになるけど、無理していない?」
X「大人をするのは怖いです。 でも、〇〇さんと3回会って、こんなに気持ちが穏やかになれる人に出会ったのはプライベートでも初めてなんです。 だから、〇〇さんとなら……………大丈夫です。」
私「ありがとう。 でも、正直に言うけど、こういう関係って、身体の相性が合わないと長続きしないと思っているんだ…意味、わかるよね?」
X「……もし相性が合わなかったら助けてくれないのですか?」
彼女からまた涙が溢れてきました。
X「もう、他の人を探すなんて…怖くて無理です……」
私「酷な事、言ってごめんね。 これだけは、そういう関係になって、お互いに判断しないと分からない事だから…。 過度な期待を持たれると悲しませると思ったから今のうちに話しておいた方がいいと思って…」
私「前提を理解した上で受け入れてくれるのであれば、Xさんと大人の関係に進んでみたいです。 今、ここで相性を確認することもできるけど、今日は家に帰って、冷静になって考えてね。」
ホテルを出て、彼女をタクシーに乗せて解散しました。
彼女がP活を始めた時、目的が「積極的」になっていたのは知っていたので、大人をしていた事に驚きはありませんでした。
それより、そのことも含め、酷い目にあったことまでも自ら話してくれたことに驚きました。
人柄は、今までに会ってきたPJの中ではダントツに良い方です。
こういうPJと遊びたいと思ってP活を始めたのですが、この日の話を聞いて彼女の抱える背景が重たすぎると感じていました。
翌朝、いつものように朝のLINEあり、昨日の返事も含まれていました。
X「おはようございます。 家に帰っても、気持ちは変わりません。 お願いします。」
ここまで話してくれたのに、大人の相性が合わなかったからといって簡単に放流しても良いのか……
悩みましたが、彼女の気持ちをまずは受け入れることにしました。