連絡先を交換した以降もやり取りは、ほぼ毎日していました。
朝、昼に1~2往復、夜は寝るまでの間、どちらかが寝落ちするまで数えきれない程のやり取りしてました。
時には同じTV番組を見ながらその内容についてやり取りしたり、私の隣に一緒にいるような錯覚を感じるような時もありました。当時の私にとってとても心地よい時間であったのを記憶しています。
ですが、私はP活として彼女と繋がっています。
彼女はデートの目的を「積極的」で始めたはず、だが今は「食事のみ」…この時点ではその理由を聞いていませんでしたが、彼女にとって私は都合の良い茶飯相手として思われているのかとも少しは感じていました。
ですが、彼女と出会ってからは新規の顔合わせもせず、大人の関係があるPJからの誘いもありましたが、なぜか彼女との予定を優先していました。
2回目の食事の時もとても楽しい時間でした。地味な印象の普通のJDですが、素直で素朴な感じが逆に新鮮で、今まで会ってきたPJにはない魅力を感じていました。
P活に対する熱意が少し冷めていた時期だったと思います。
ですが、P活である以上、大人の関係になれる相手を見つけたい気持ちは相変わらず持っていました。
「大人は誘わないと言っている以上、Xさんは、私の目的とは違った相手になるし、繋がるのはやめよう。 残念だけど会うのも今回までかな…」
そう思って3回目の食事に臨みました。
お店では、今までと同じように色々な話をしました。その間、Xさんはずっと笑顔でいてくれました。
そして、ある程度の時間が経った頃、私から話を切り出しました。
私「私がP活している目的は、分かっていると思うよね。 今までは、Xさんが私の探している相手とは違うことを承知で会っていたけど、これからは、その時間を私の目的と合った人を探す時間に充てたいと思っているんだ。 なのでお会いするのは今日までしようと思っています。 このまま連絡をしないで消えてしまうこともできるけど、たくさんお話もしてくれたので、ちゃんとお伝えしようと思ってね。」
X「!!…もう会えないのですか?」
私「Xさんと出会ってからは誰とも会ったりはしていないけど、また一からサイトで探そうかなと思っているんだ。」
X「…もう会えないのですか? …もう会ってくれないのですか?」
彼女の眼から大粒の涙が…想定外でした。
私「!! 悲しい思いをさせてごめん。 Xさんなら私よりももっと良い人がみつかるよ!」
X「…そういう関係になら会ってくれますか?」
私「…無理する必要はないよ。 もともと食事以外はしないって言ってたよね。 望まない形でそういう関係になってもXさんが辛くなるだけだよ。」
X「〇〇さんしか考えられないんです… もう他の人を探すことはできません…」
私「どういうこと? サイトでみつければいいんじゃないかな…」
X「……………」
彼女の涙が止まりません。お店の他のお客には、絶対に私が悪者に見えていたでしょう。
お店も閉店時間になり……収拾方法が思いつきませんでした。
私「閉店時間みたいだから、涙を拭いて一旦出ましょう。」
とりあえずお店を出たら…
X「私の話も聞いてください。 他の人には聞かれたくない話なので二人きりになりたいです。」
私「それはいいけど、時間、かなり遅いけど大丈夫なの?」
X「大丈夫です。」
私「んーー、この時間に二人きりだとカラオケか…ラブホくらいしか思いつかないんだけど…」
X「どっちでもいいです………ホテルがいいです。」
私「!! なし崩しにそういうことをする気はないけど本当にいいの?」
X「はい…。」
そして、彼女の話を聞くためにラブホに入ったのでした。