先週、ぷらっとロマンスカーに乗って
箱根に行ってきました。


目当てはこちらのポーラ美術館。
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3月11日までやっている企画展
「100点の名画でめぐる100年の旅」を
見るため。

西洋と日本の近代絵画を流れるように見られる展覧会で、
ボリュームもサイズも日帰りふらり旅にはちょうど良かったです。
解説を聞いても、というか
解説を聞けば聞くほど絵に興味が湧くので
時間をかけて見るようになり、
今まで後ろ手でのんびり眺めながら素通りしてた鑑賞方法を改めようと思いました。

撮影禁止のものもありましたが
いくつか撮ったものをば。


ロートレック「ムーラン・ド・ラ・ガレットにて」
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開幕や開場を待つときって確かに暗い顔してるわ。

ジョルジュ・スーラ「グランカンの干潟」
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近づいて見たときの点描の繊細さに怖気づきました。


岸田劉生「麗子坐像」
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着物の質感が「あれ?ここだけ布?」と勘違いさせるほどの。
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なんだこりゃ。でこぼこ触りたい。


カンディンスキー「支え無し」
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の、インスタレーション。

空間の中に入って、絵画の中に実際に紛れ込んで
「体感」できます。
こういう発想、というか、
ものの見方の豊かにする仕組み、楽しいですね。
普段にも仕事にも生かしたい。

絵と合わせてその時代のパリの写真もありました。
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この景色の中に生きてた人たちから
傑作が生まれたんだなぁ…


一番の目当てはアンリ・ルソー作品でした。
「エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望」
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「エデンの園のエヴァ」
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MOMAで見た、名も知らなかった彼の絵が妙に気になって
(あとからルソーの「眠るジプシー女」と知った、妙な緊迫感と真面目さというか緻密さが気になった)
オランジェリー美術館で見て気になった絵もまた彼の絵で、
(あとからルソーの「人形を抱く子供」だと知った、おじさんのような少女が気に入った)
そんな私に友人が貸してくれたのが
原田マハさんの「楽園のカンヴァス」。
第一章の最後のあたりからもう完全に捕まってしまい
第四章をうっかり移動中に読んだら涙がこらえきれず。

今回も、移動中や待ち時間はこの本を片手に時間を過ごしました。
はー贅沢だぁーー


そんな風に自分の感情を高めながら来たもんだから、
いざ、絵の前に立ったら、
涙が溢れてきましてねぇ…
でも私でかいでしょ、主に縦に、
だから(小さいからいいってわけでもないだろうけど)ひとりで占有しちゃダメだつって
名残惜しくも歩みを進め、
そしてもう一周、
人のいないところを見計らってじっくり、
また一周、
みたいなストーカーみたいなことをしてしまった。
はー幸せだった。



好きなものが増えるとなんだか心が豊かになります。
映画もそうだけど
絵画も一枚一枚に世界があり歴史があり葛藤があり、
私の趣味嗜好には非常に合うんだと気づけたのも収穫でした。


ポイントカード(があることにびっくりした。ラッキー!)をためたら
一回無料招待してくれるようで。


行くさ!!!!


1人で旅行なんて
日帰りであってもこれまでしたことのない行動で
その日朝起きてからも迷いがあったけど
一歩踏み出せてよかったです。
朝の自分、頑張ったよ。
昼の自分、おめでとう。


次は別のルソー作品も見にぜひ行きたいと思います。


お気に入りの場所がひとつ増えました。