続報 市教委に聞いてみた(証書の入れ物の単価、加入率、入会の意思確認の問題) | まるおの雑記帳  - 加藤薫(日本語・日本文化論)のブログ -

続報 市教委に聞いてみた(証書の入れ物の単価、加入率、入会の意思確認の問題)

8/10の記事、市教委に聞いてみた(証書のホルダー代等の件と、加入率、入会の意思確認の問題)の続報をお知らせしたい。

当地教育委員会教育部庶務課長のTさんにお話をうかがうことができた。
ただ残念ながら、入会の意思確認がきちんとなされているかどうかについての確認は難航(?)しているようで、約二週間後までに調べてもらうことになった。

さて、まず証書の入れ物の単価であるが、学校によりまちまちのようで、筒の場合で、安いもので250円、高いもので378円。ケースの場合は、安いもので270円、高いものだと543円とのことである。
まあ、いずれにしても珈琲一杯分。
こんなもののために、PTAに背を向けた保護者やそのお子さんが嫌な思いをする(またはしかねない)というのは、ほ・ん・と・うに馬鹿げている。
その点、公費で負担している当地教委のやり方は、すばらしい。
子ども手当てと言って、子どもひとりにつき年間に数十万円も出すくらいの余裕があるのなら、ぜひ新政権には、「公費による負担」を徹底してもらいたいものだと思う。


次に、加入率の件。
小中学校全体では、99.7%の加入率とのことである。

小学校では、10校のうち9校で100%の加入率(T_T)。
1校が一名欠で、99.8%。

一方、中学校では、5校中2校が100%。
残りの3校は全員加入ではない!
3校を加入率の低い順に見ていくと次の通り。
四中:97.2%(322世帯中313世帯加入
二中:98.7%
一中:99.4%

私がPTAの改革に関わった四中は、それなりの「成果」(?)が出ているようだ。
現在でも、「意思の確認をきちんと取る」という方針が引き継がれているようで、うれしい。
入っておられない保護者には、がんばっていただきたいと思う。

(ちなみに、当地には、小学校が10校(一小~十小)、中学校が5校(一中~五中)ある。そのうち、十小は市P連には加盟していないがPTA相当の組織があり、五中にはPTAはないが「学年委員会」という保護者組織があり、それらも「PTA」と見なしているとのこと。)


意思の確認がきちんと取れているかどうかだが、一部の学校を除くときちんとなされていないのではないかという気もしてきた。特に、小学校は、市内全世帯中、非入会は、一世帯のみだ。
調査が難航しているのも、そのせいでは…?
まあ、この点は2週間後の報告を待ちましょう。

もしも、意思確認がきちんと取られていない学校がある場合は、きちんと指導してもらう必要がある。
(その点、当地教委の教育長や事務局は、頼りになると思っている。)


なお、今回の加入率に関するデータは、昨年度末に行われた東京都教育庁によるアンケート調査によるものである。よって、都民の場合、ご自分の地域のPTA加入率を知りたいと思えば、市区町村教委に問い合わせれば、比較的簡単に答えが得られるはずです。
また、もちろん、都教育庁に問い合わせれば、都内全体の数字等、もろもろ教えてもらえるはず。
調査結果は、何らかの報告書になっているのかしら?