「ラージ」はインド王貴族料理店「ラージ・マハール」の系列店です。
店内はインド料理店のイメージからはかけ離れた装い。シンプルなんですが、モダンでスタイリッシュ！とても良い雰囲気です。
テーブル席が中心で、テーブルや椅子自体は普通。隣との間隔がやや狭いかな。店内自体が広くは無いので仕方がないかもしれません。
メニューはラージランチ（1,500円）とソニアランチ（2,500円）の2種類のみ。
迷わず「ラージランチ（1,500円）」を注文しました。
内容は、
・サラダ
・カレー2種
・サフランライス
・ナン
・タンドリ－チキン
・ドリンク（ラッシー、コーヒー、チャイ）
・デザート
という十分なボリューム。
さらに、ナンとサフランライスはお替わり無料です。
私は、ラッシーを選び、カレーは「ラムカリー」と「フィッシュカリー」にしました。
その他には、「チキンカリー」「季節の野菜クリーミーカリー」「豆カリー」がありました。
肉同士、野菜同士などの組み合わせもＯＫのようです。
味 ：★★★☆☆ まずすぐにドリンクが運ばれてきます。ラッシーはシャンパングラスに入っており、ミントの葉が添えられている。上品だし、とても甘くて濃厚。美味しいです。
しばらくして、メインのプレートが運ばれてくる。プレートは普通のインド料理店のようなステンレス製ではなく、白いちゃんとした陶器のプレート。どうやら、インドでは宗教的にも土で作られた陶器の食器は清潔感の観点からあまり好まれないよう。だけど、日本人的な感覚から言うと逆にステンレス製の方が汚く感じちゃうんだよね。しかもキーキー言いそうでなんかイヤ。まっ、そこは文化の違いですけどね。
メインの「ラムカリー」は、やや辛目で深い味わい。「フィッシュカリー」は、カジキが入っている珍しいカレーで、クリームが入っていて非常にまろやか。どちらもナンがよく進みます。そのナンはと言うと、あつあつの上にバターが塗られており、こちらも美味しい。もちもちっていうよりもあつあつ＆所々パリッって感じかな。サフランライスにはレーズンが入っている。
その他に、タンドリ－チキンは美味しいですが、手羽先です。ちょっぴりイメージと違ったかな。
サラダはトマト、レタスなどにヨーグルトがかかっていました。
デザートもヨーグルト味のプチケーキで辛い物を食べた後だったので余計甘くて美味しかったです。
ボリューム ：★★★☆☆ 最初に大きなナンが1枚＆サフランライスが付いてくるのでこれらを平らげるだけでも結構なボリューム。カレーも2皿あるので十分に量はあります。ナンやサフランライスはお替わり自由なので、好きな方を挑戦してみても良いかもしれません。
ＣＰ ：★★☆☆☆ カレーで1,500円はハッキリ言って高いですが、それを補うクオリティだと思います。強いて言えば、カレー1種類で1,000円程度のメニューも作ってくれるとグッと普段使い用に近づくと思います。
雰囲気、サービス：★★★☆☆ インドカレー店のなかではかなり高級感あふれる雰囲気で、一般のインドカレー店とは一線を画す。
インド人っぽいスタッフさんも丁寧でフレンドリーな人なので安心できます。男女比率は半々ぐらいで、女性比率が圧倒的に高い新丸ビルの中では独特なポジショニングの店だと思います。
総合 ：★★☆☆☆ ワンランク上のインド料理レストラン。味もボリュームもサービスも洗練されており楽しい時間が過ごせる。先にも書いたが1,000円ぐらいのメニューがあれば普段使いとしても最高なのにと思いました。
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