は新宿に本店を置き、創業100年を誇る老舗の天ぷら屋さん。
店内は入って左側のカウンター席と右側のテーブル席に分かれている。
和風な店内はシンプルで清潔感があって上品な感じ。
メニューは1,140円から結構高めのコースまである。
注文は一番安い「天ぷら定食（1,140円）」にしました。
天ぷらの内容は、海老2、魚1、野菜3（今日はピーマン、かぼちゃ、玉ねぎでした）、小海老かき揚げの7品。
それにごはん、味噌汁、お新香、天つゆ用の大根おろしが付きます。
ごはん、味噌汁のお替わりは自由なのは嬉しい。
天ぷらは天つゆもしくは3種類の塩を付けて食べます。この塩がこの店のウリでもある。
・自然塩（写真小皿の左上）：ミネラル豊富な赤穂の天然塩
・ハーブソルト（写真小皿の下）：オルガノ、マジョラム、セージ、タイム、ローズマリーなどのハーブ、ブラックペッパー、ガーリックをブレンドした混合塩
・藻塩（写真小皿の右上）：新潟県山北町産の茶色がかった古代の塩
味 ：★★★☆☆ 天ぷらは揚げたてを運んできてくれる。油が十分に切られていないのがやや気になるが、基本的にはサクッとしていて美味しい。
海老はやや小ぶりなのが少し残念。逆に最後に運んできてくれた小海老かき揚げは海老が意外とプリプリしてて美味しい。
3種類の塩は全て試してみたけれども、ハーブソルトが香りが強く変わった感じがして一番良かったです。
あとは、しじみの赤みそも出汁がしっかり出ていて美味しかった。
ボリューム ：★★☆☆☆ ボリュームとしては普通。海老がもう少し大きめだと嬉しいかな。ご飯、味噌汁はお替わりしましょう。
ＣＰ ：★★☆☆☆ 丸の内で天ぷら。この組み合わせだけでかなり値段が張るのかもしれない。けど、そこをもう一踏ん張りして、価格を下げるなり、ボリュームを上げるなりして工夫してくれるとさらに嬉しい。
雰囲気、サービス：★★☆☆☆ お店の雰囲気は悪くない。というか、結構良い。一方、天ぷらを運んできてくれるおばさんの愛想がなかったり、奥の方に引きこもって呼びたい時に居なかったり。もう少し店内の様子に気を配ってくれるとありがたい。
総合 ：★★☆☆☆ 普通に美味しい天ぷら屋という印象。味にしても、ボリュームにしても、値段にしても、有名老舗店だからこそ期待する水準以上のサプライズは感じられなかった。
