FPさんのマネープラン待ちでまだ物件は決められないと連絡したら、

「決断力のないお前なんか一生賃貸だ!(意訳)」

と言うメールをくれた不動産屋A氏。

最初の印象は、押しは強いけど熱心で親切な人だなというものでした。

だから、可能ならA氏から買えればいいなと思っていたんです。


一方で、

「おそらくこの人は私の事をカモだと思ってるな」

と言うのも感じていました。


まあそれは私がわかりやすく無知な客だったからなのもあります。

何しろ勢いづけにとにかく内見だーと見に行ってしまったので、最初に色々質問していました。

ガン団信とは何?とか物件によって管理費修繕積立金が違うのはなぜか?そもそも50歳でローンって組めるのか?とか。


一方で、高望みすぎない現実的な希望価格、薄給とはいえローンは組めるくらいの収入と15年以上の勤続年数、そしてフルローンが珍しくない昨今(そもそもそれも知らなかった)に、そこそこの頭金の用意、そして何より先送りできない年齢、とリアルに「これは購入の可能性高いな」という客でもありました。


そう、A氏にとって私は「簡単な客」だったんだと思います。