私の山林

saya orang hutan 私は(おらんうーたん)森の人

5月に益田でガックリすることがあったので報告する

 

益田に我家の山林が数ヶ所ある そのうち面積とそこへ

植えてある樹がもう十分に伐採出来る山林が2か所ある

 

その1)

 そこは益田の我が家から約16kmの距離にあり面積は約7万

 平米ある この山には私や母が金を出して地元の農家に植林を

 してもらった それは昭和43(1968)年であった

 

 農家は冬季の副業としてスギ、ヒノキ各3000本植えて下さった

 私や母、弟妹は冬にお礼に酒を買って雪の中をお礼に行ったものである

 約20年前に当時の町(まだ益田市に編入されていなかった)が地籍調査

 をすると云うので私が立ち会って境界、面積を確定した

 

 後に町が国の補助で間伐をすると云うので喜んで受けた

 その結果直径50cmのスギの巨木が5~600本、ヒノキが

 約100本残った

 

 私は自動車に乗らないので以後行ったことはない

 

 今年の4月に益田市の森林組合にこの立樹を売りたいと申し入れた

 

 

その2)

 市内の我が家から約2kmほどのところに約1万3千平米の山を

 持っている ここはまだ地籍調査がすんでいないが私は3万平米程度は

 あるのではないかと思っている

 ここは昭和48年(1953)頃母や地元の農家に助けて

 もらってスギを植えた 何本植えたかは記録にないが途中で私が

 間伐をして少なくとも400本程度のスギは残っていると思われる

 

 近年この山の途中のカキの実がクマに食べられているのを見ているし

 山の麓の農家は全部いなくなったので私はこの4年ほど状態を見に

 行っていない

 

 ここも森林組合に十分な大きさになっていると思うので売りたいと

 申し入れた

 

以上2件の結果について森林組合と木材購入業者の回答が5月にあった

 

回答は 購入不可であった 理由として

 1、山への道路がない あっても路面(舗装)が柔らかく重量に 

   耐えられない

 2, 材の運搬には10トントラックを使用するが道路が狭くカーブ

  が曲がれない 道路を拡張するには途中の人の土地を買収するか

  市が拡張してくれなくては森林組合の問題ではない

 3、但し木材の価格がもっと上がり、需要が増加すれば不可能ではない

 

ということで結局当面不可能となった

 

私はその1)の山の材を売って当時私の給料の60ヶ月分の金を得て

すぐ下の妹と私の結婚資金にした その2)の材を売って下の妹と

弟の結婚資金にした 

 

その他に3,5、2千平米の山を持ってるがまだ伐採には10年程度はかかるが

いずれ同様な問題が発生すと思われる

 

山は有難いというのが我家の一貫した考えで毎月益田へ行き、山の手入れ

植林をしているが考え直さなければいけないかもしれない

 

誰にも相談することも出来ずに悩んでいる