以前働いていた職場のOG会があった。
近くのファミリーレストランでの長めのランチ、
ほぼ同年代の介護士が一つのテーブルを囲んだ。
今もそれぞれがそれぞれに介護の現場に身を置いている。
従業環境の不備
利用者対応のまずさ
上司の無能さ
口を開けばだいたい同類の話
で、その改善を進言したり会社に報告したりしたのかを問うと
ワタシ以外の3人は一斉に首を横に振った。
何故❓
理由は
何かアクションを起こしても何も変わらないからと異口同音。
えー、それでは利用者さんに良いサービスが出来ないのでは❓
そのうち利用者も諦めて現状を受け入れるよ
ヒトが足りないから仕方がない
ワタシは正義の剣を振りかざし
利用者さんのケア改善、
事業所のコンプライアンス違反やハラスメントを報告、進言してきた。
なるべく穏便にと言葉は熟慮しながらも。
利用者のため、同僚のため、自分のために。
うるさい、使いづらい、面倒臭い介護士、ワタシはそれだったのか。
言われたことだけを文句も言わずにする介護士が溢れる今のご時世にあっては、
ワタシの方が浮世離れしているのかもしれない。