9年前、住宅型有料老人ホームで働いていたころ

センサーマット

低床ベッド

は当たり前のように設置されていた。


☝️センサーマットは主に介護ベッド脇の床に置かれ立位不安定の方が起き上がりマット上に立つと警報音がなるという福祉用具。音が鳴るや介護士は安否確認に行く。


センサーマットは利用者の行動を制限するものとされる。


親①のいるホームには、無い。


☝️低床ベッドは、利用する人の起き上がりを妨げるものと考えられる。

(もうじきやめる現会社においては身体拘束とされている)


当時、安全のためにベッドから転落の恐れがある方に使用していた。


加えてスピーチロックも頻繁だった。


『◎◎さん、危ないから立たないで‼️』 

『△△さん、動かないで‼️』


20代の若い職員の甲高い声がこだまするフロア


彼女はフロアに集めた要見守りの方々を見、

ワタシは次々鳴るナースコールに対応してトイレ介助等をこなした。




さて、親①がまだ歩けていた頃

5年前くらいのこと。



自分とは別の部屋に入ってしまうという問題行動があった親①。


その部屋の方を自分の義母だと勘違いしていて、

面倒をみなくては!との義務感に駆られていたのだ。


”義母”の部屋に向かう親①‥‥


咄嗟にある職員が大声で叫んだそうだ。


『⬜︎⬜︎さん、ダメ‼️‼️』


何事❓とばかりに振り返った親①


ドーン💥💥


転倒した。

臀部、頭部を打撲。


CTを撮りに行ったが、まだ今より10キロほど体重もあり身体もしっかりしていたからか、幸にして無事であった。


ま、結局その数年後には転倒、骨折して車椅子生活になったけど。




こんなこともある。


スピーチロックにはご注意を⚠️