土砂降りの雨の中、近くのドラッグストアに買い物に行った。
むせかえるような熱気を伴い時折激しさを増す雨足。まるでスコールだ🌀
日本が熱帯雨林気候にくくられる日もそう遠くないのか?ぼんやりそんなことを考えながら
店の入り口でビニールの傘袋をいただこうと並んでいると、ふと、前の方のうなじが目に留まった。
同じ、だ。
私の症状と同じである。
皮膚の色素がぬけ、まだらに白くなっている。
白斑である。
私の難病は、自己免疫疾患なのだが、白斑も免疫不全の症状なのだそうだ。
ちょうど昨年の今頃。
風呂上がりの鏡の前で鎖骨付近に白い部分を見つけた。
白斑を知ってはいたわたし。
直ぐに思い浮かんだのは、M.ジャクソン。
一年経ち、マイコーほどにはならなかったが、胸元に大きくそれはあり、顔は、両眉周り、額、鼻の一部、目尻に白抜けは点在している。
治療法はあるようだが、今は無治療。
他の症状の方が命に関わるから優先と医師に言われた。
まあ、半世紀以上はこの世にいて、もはや美醜など、どーでもいいことに分類されている。
美魔女を目指す介護ヘルパーなんて、いない。
(いたらお会いしてみたい。いや今から目指してみようかな)
仕事がらマスクは鼻までしっかり覆って居るし。
だけど、隠せないのが眉周り。ちょうど眉の形に沿って色が抜けているから。
眉周りにハイライトを塗って白くして、なんて言う化粧テクニックは、おそらくない。ねらいがわからない。
舞台メイク?ならありかもだが
かなり奇抜で奇妙だ。
時々他人の視線が眉に向けられているのを感じる。
白斑を隠すメイクテクニックなんていうYouTubeも少しは見たけどね。
メイクの出来栄えは、肌の色や質にもよるとの感想を抱いた。
現在スーパーモデルで顔の白斑を隠さず堂々とランウェイを歩いている人がいる。
ただただ感嘆し賞賛している。
もはや白斑が個性になって独特の妖しさを振りまいている。
まだその域にはない、わたし。
(いや、そんな域には行かないで‼️)
ついつい化粧品売り場であれこれ手に取って物色しております。