救急車で運ばれている最中
不安そうなこどもの表情を見ながら

もしかしたら、
最悪
この子は ワタシひとりで育てていかなければいけなくなるかもしれない、
とにかくしっかりしなければ!

と思った。



そして
我が家の貯金額を計算し
塾や習い事を継続させてあげられるか、
どうやっても 大学までは出さなければ!
そんなことばかり考えていた。



オットが また肺の病気を患ったかもしれない。
(15年前に 肺気きょうで手術、1ヶ月の入院。12年前にも再発。)
大変な病気をかかえているかもしれない。
倒れた際 頭を打っているかもしれない。



救急隊員の方々の問いかけにも
一切 反応しないまま
意識が戻らないオットの姿に
大きな病気で これから長い治療が始まるかもしれない、
と覚悟した。




まさか鬱病で 意識をなくして倒れることがあるなんて
想像もしていなかったから。