富士ヒルクライムが終わって2日、まだ気持ちが入らず、呆けています。
「ちょいとここらで充電期間を置くのも良いかな～」なんて考えたりもしています。
今後のことはさておき、レースレポ、今日は当日編です。
第4スタートの招集がかかり、スタートラインに並んだところから
今回の富士ヒルの目標は「シルバーリング獲得」
ちなみに、各リング獲得のタイムはこんな感じ
シルバーリング獲得のためには、75分切りが必要です。
そして、シルバー獲得の近道は、シルバートレインに乗ること
そこでスタート前に同じシルバー狙いの選手を探します。
すると、ちょうどシルバー獲得の掛け声を掛け合う集団が直ぐ横に
何やらリーダーらしき人物が檄を飛ばしています。
話を聞くと、即興で集まったシルバー狙いの7・8人のグループとのこと
マルも「これ幸い」と後に付かせていただくことにしました。
そして、スタート
富士ヒルのスタートは、最初はパレード区間で、実際のタイム計測ラインは1.3km先になります。
ここで、コースを紹介しておくと、こんな感じ
パレード区間中、リーダーが「サイコンの起動忘れないように！」とか、色々声を掛けてくれ、至れり尽くせりの状態
そしていよいよ、タイム計測ラインを超え、マルの富士ヒルが始まりました。
リーダーの「最初は4倍で行きます！」の声と共に、20人ぐらいに膨れ上がったシルバートレインの真ん中ぐらいの絶好のポジションをキープ。
出だしの勾配は8％ぐらいと、今回のコースではきつめになります。
平均パワーを確認すると240W
想定より若干高めですが、脚は軽く、楽に感じられます。
「この絶好の状態でシルバーを獲れなければ、次は無いな」と思えるほど、順調なスタートでした。
しかし、料金所を越え、スタートからわずか3kmぐらいのとこで、呼吸が苦しくなり、脚も重く、急に雲行きが怪しくなってきました。
「強度が上がったのかな？」と思い、パワーを確認しても235Wぐらいと落ち着いた状態
「あれっ？こんなハズじゃないのに？」と焦りながら頑張って漕いでましたが、トレインの中での位置取りが、徐々に後方に落ちていきます。
そして、集団の一番後まで落ちたとき「この強度のまま60分はムリ」と心が折れてしまい、トレインから脱落してしまいました。
この時、距離はまだ5kmにも満たない超序盤
早々とマルのシルバーへの挑戦は終わってしまいました。
トレインから脱落してしばらくの間は、脚の復活を信じ、無理のない程度の強度で踏ん張っていましたが、5km通過時点のタイムは約18分
シルバーのタイムテーブルから1分近く遅れ、もう完全に諦めが付きました。
その後は目的を失ってしまい、8割ぐらいの力で淡々と漕いでいました。
「ブロンズは少なくとも確保出来るだろう」と考え、ある程度余裕をもって漕いでいたのですが、余裕を持ちすぎて15km通過ぐらいでは、ブロンズすら危うい感じになってきました。
そこで、再び気持ちを入れ直し、9割ぐらいの出力に上げ、ブロンズはまず大丈夫な圏内に戻しました。
しかし、平均パワーは200Wも出ていません。
「高度が上がると、空気が薄くなり出力も落ちる」と聞いていましたが、正にその通りでした。
過去に出場した乗鞍ヒルクライムを思い返しても、後半は200Wも出ない状況だったので、マルは高度に対する適応能力が低いのかも知れませんね。
まあそんなことも考えながら、終盤の平坦区間で一応スパートし、ラストの勾配が上がる部分を踏ん張ってフィニッシュ
タイムは、1時間24分22秒
「シルバーリング獲得」と言っていたのが、恥ずかしくなるぐらいのほろ苦い結果となりました。
ただ、決して満足のいく結果ではありませんが、納得のいく結果ではありました。
恐らく現状のMAXを出し切ったとしても、80分切りが精一杯でしたでしょうから。
そんなマルの割り切りれたスッキリした気持ちを反映するかのように、ゴール地点の5合目の天候は晴れ
スタート時は隠れていた富士山も姿を現わし、不思議と良い笑顔のフィニッシュ後の写真となりました。
今回、目標未達でしたので、マルの修活メニューの一つ「ヒルクライム卒業」とはなりませんでした。
そこで「来年また挑戦するか?」と聞かれると、今の実力を相当底上げしないとシルバーには届かない印象なので、今のところ答えは「ノー」です。
昨年秋から目標にしてきたレースが2つ終わったので、ここらで一休みして今後のことをゆっくり考えてみようと思います。
（富士登山競走は、仕事でDNSだろうしニャ）
（下山後の「吉田うどん」ニャー）
【本日のご褒美】
パン屋さんのロールケーキ
以前にも「ミ・ナーラ」の地域ショップで買った、お手頃ロールケーキです。
富士ヒルの結果からすると、この程度のオヤツがお似合いかな？