お久しぶりです。
涼しくなったかと思いきや
再び夏が帰って来ましたが
みなさん、いかがお過ごしですか?![]()
さて今回のテーマは『少しお勉強です』です。
私の苦手とする分野…
勉強?はて何語ですか(・∀・)?
て言いたくなるぐらい勉強は好きではありません。
私の辞書の『勉強』の項目のページは
破れちゃってどこかに行ってしまったに違いない。
↑苦しい言い訳ですね
前回担当の福田とは豚つながりで
内容がかぶらないように事前に連絡を取っていたので
大丈夫です
というかかぶるも何も福田から連絡来た時点で
私がネタを考えていなかったのでかぶる訳がなかったんですがね(笑)
さて私は自分が分娩担当なのでピンポイントに
『仔豚の体温と脂肪』について書いていきたいと思います
突然ですが豚の妊娠期間は114日です。
妊娠20日目では体長は約1cmくらいだそうです。
生まれるときは約25cmまで大きくなってます。
仔豚は自分の体温をうまく調節できない状態で生まれてきます。
出生時はの仔豚の体温は母豚の体温に近い約39.5度ぐらいですが
冬などの寒い時期で温度管理ができていないと
仔豚の体温は3~7度も下がるので
分娩時の温度管理は本当にとても大切なのです。
生まれてからよたよた歩いてお乳に辿り着いて飲み始めると
体温が上がるのでちょっと安心です![]()
しかしナゼ生まれたばかりの子豚は体温調節がうまくできないのでしょうか?
それはエネルギー源であるグリコーゲンの貯蔵が少ないからだそうです。
出生時の体脂肪貯蓄率は
人 約16%
豚 1.0~2.5% 
だとか。
出生時とはいえ豚より人の方が脂肪が多いのはなんとなくショックですよね
(笑)
6日齢ごろまでは体温の調節機能は低く
その後~20日齢(離乳頃)に体温調節機能が発達するそうです。
仔豚は寒いと暖かいお母ちゃんにくっついて
圧死(お母ちゃんに踏まれて仔豚が死んでしまうのです)が増えるので
私達人間にとっては暖房器具がいらないぐらいの気温でも
仔豚たちには付けてやらなきゃいけないということです。
ところで、豚たちは生まれたときはアスリート以上の体脂肪
な訳ですが
いつから脂肪を蓄えてムチムチするのでしょう?
豚は 骨 → 筋肉 → 脂肪 の順に発達します。
品種ごとに差はありますが
3~4ヶ月齢まで 骨格が発達 → 筋繊維の分裂・増殖![]()
この頃から 脂肪の蓄積が始まる
4~5ヶ月齢まで 筋繊維が肥大 → 身体の基本的な発育がほぼ完了
それからは主に 脂肪の蓄積
となります。
豚さん、すみません誤解してました。
生まれてから死ぬまでずっと脂肪の塊ではなかったのですね…
ということで
みなさんも豚について少しは知っていただけましたでしょうか?
これからも私達が毎日接している豚
や鶏
のことを
みなさんに少しでも身近に感じてもらえるように
頑張っていきたいと思います
では素敵な一日をお過ごしください。
(有)マルナガファーム 木村でした。
<参考文献>
並河澄・大森昭一郎・米倉久雄・吉本正・内海恭三・新井肇(2000)
『農学基礎セミナー 家畜飼育の基礎』 社団法人農山漁村文化教会