こ~んなに嬉しい記事を
お友達が紹介してくれました音譜

サイゾーウーマン[TVツッコミ道場]の記事

ジャニーズに寄生しない番組
『スクール革命!』の奇跡のバランス


 今回ツッコませていただくのは、5月8日放送分の
『スクール革命!』(日本テレビ系)。

今回は「スクール革命!祝放送100回記念」 ということで、
過去188名登場した先生の中から、

各部門別に順位をつけて紹介していた。

$祝!『TVぴあ』連載中「オードリーの悪いようにはしませんよ。」4/28木単行本発売☆ミ(*^▽^*)彡☆

衝撃的だったのは、ランキングのお題。

「最低だった先生部門」

ランキング形式で、しかも初っぱなで、
フツウだったらあり得ないテーマだ。

これに続くのは、

「ハプニングを起こした先生部門」や
「衝撃の過去を持った先生部門」
「バカにされたかわいそうな先生部門」。

どれもこれもくくり方が狭く、偏りすぎ。

でも、このヘンなお題も、普段から「クイズ」という名で、
なぜか珍回答続出の大喜利大会を毎度繰り広げている
『スクール革命』らしいところ。

テレビの世界では、「放送作家が机上で考えただけ
→出演者がカンペ通りに動くだけ」という

愛情のない番組が実に多く、それは
視聴者側にも否応なく伝わってしまうものだけど、

この番組にはスタッフも含めた一体感があり、
そこに「学校」感を強く感じてしまう。

総集編で振り返ってみると、
どんな場面も笑いに変えていく

ザキヤマ(アンタッチャブル山崎弘也)の存在は、
やっぱり大きい。

こういう人が一人いるだけで、
クラスが盛り上がるという図式も、

やっぱり「学校」だ。

また、本来「人見知り」の
内村先生(内村光良)が実に楽しそうなのも、

同じく「人見知り」のオードリー若林正恭がのびのび、
イキイキしているのも画面を見ていてよく分かる。

何より、この100回の間で一番変わったのは、
オードリー春日俊彰ではないだろうか。

かつては自分から喋らず、振られても普通のことしか
言わないなどと評価され、千原ジュニアに「ユニーク仕上げ」
などと皮肉られていたこともあったのに、

今の春日は自分一人でもどんどん積極的に笑いをとりにいく。

温かい空気の中で、
春日の良いところばかりが引き出されている番組だと思う。

さらに、見逃せないのは、ジャニーズタレント
(Hey!Say!JUMPの山田涼介・知念侑李・八乙女光、

B.I.Shadowの高地優吾)のバラエティーの力が、
着実に上がっているところ。

100回放送という歴史の中で、
以下のようなキャラクター設定もできている。

・芸人へのムチャぶりが恐ろしい「天然・天才」の高地
・運動神経抜群+腹黒い知念
・スターなのに、"普通の人"山田
(占い師の魚ちゃんに「普通の人」と言われた)
・「オードリー春日→八乙女光」というカップル

最後のカップル(?)に至っては、
春日がHey!Say!JUMPのコンサートに行ったり、
自宅に八乙女のうちわを飾っていたり、

八乙女の等身大抱き枕をスタッフにプレゼントしてもらったりと、
公私ともに充実したストーリー展開が繰り広げられている。

他のジャニーズ番組と大きく異なるのは、
芸人(アンタッチャブル山崎、オードリー)と

優木まおみなどの「女生徒」、さらに 
(*補足スザンヌ晴れ

$祝!『TVぴあ』連載中「オードリーの悪いようにはしませんよ。」4/28木単行本発売☆ミ(*^▽^*)彡☆

ボビー・オロゴンや北斗晶など、準レギュラー化している
「先生」と、ジャニーズタレントの役割に区別が全くないところだ。

ジャニーズタレントばかりを強引に前に押し出すでもなく、
気を遣ったりヨイショするわけでもなく、
吉本芸人が団体でやりがちな芸人が
ジャニーズタレントに寄生して利用するというわけでもなく、
みんなが同じ位置にいる関係。

「要らない人」のいない、貴重な番組だと思う。

それだけに、少し惜しまれるのは、
トークシーンよりVTRが増えてきていること。

VTRで流れる情報より、
彼らの掛け合いをもっと見たい人は多いはず。

(田幸和歌子)

***********************

涙の春日er溜飲下がるwwニコニコ



ペタしてね