15歳息子のムコ多糖症Ⅱ型記録です


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ムコ多糖症Ⅱ型(ハンター症候群)とは…
生まれつき、ライソゾーム内のムコ多糖(グリコサミノグリカン)という成分を分解する酵素(
イズロン酸-2-スルファターゼ)の働きが弱いまたは欠損しているため、ムコ多糖(デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸)が体にたまっていってしまう難病です。(小児慢性特定疾病、指定難病)

ムコ多糖症は全部で7種類あり、その中でもⅡ型の患者数が最も多く、全国に200人ほどいます。

[ムコ多糖症Ⅱ型の主な症状]

乳児期:体全体に広がる蒙古斑、繰り返す中耳炎、臍・鼠径ヘルニアなど

幼児期:特徴的な顔つき(大きな頭、前額の突出、巨舌など)、関節可動域の制限(関節の痛み、関節の動かしにくさ、指を伸ばせないなど)、心臓弁膜の異常、繰り返す中耳炎、難聴など

学童~思春期:身長の伸びが鈍くなる、呼吸障害、嚥下障害など

成人期:肝腫大(肝臓が腫れる)、心臓弁膜の異常、気道が狭くなる、呼吸困難、難聴、関節の動かしにくさなどの進行


昨日行った、こども病院こころの診療科でアドバイスいただいた、強迫性障害の記録ですクローバー



最近、そういった相談が増えていますと先生はおっしゃっていました。


息子も1年ほど前から、

バイキンくん手の汚れ

バイキンくん忘れ物、落とし物

バイキンくんiPadがちゃんとあるかどうか

バイキンくん大切にしている物が無くなっていないかどうか


などを気にし出し、ことあるごとに大丈夫かどうかを確認するようになりました。


例えばiPad。

あるはずのない場所に、無いかどうかを確認します。

靴下の中とか、ズボンとか。

本人も、そんなとこにあるわけないのは分かっていますが、確認しないと気が済まない。


手の汚れも、食べた物がついていないかなど確認します。


息子の場合の確認というのは、家族を巻き込んでの確認です。


私たちも、日常で普通に自分自身で確認することはありますよね。

家を出る時、火は止めたかな?

窓閉めたかな?

鍵かけたかな?


あれ?と不安に感じ、確認して安心を得る。


これのもっとひどいのが、強迫性障害のようです。

不安だから確認して安心するはずが、安心したいから不安になる。そうすればまた安心できる!という永遠のループに知らず知らずのうちにはまってしまうのです。


日常生活に支障が出るようになると、強迫性障害と診断がつくようです。


日常生活に支障が出るというのは、確認作業が20分30分とかかり先に進まない、そのため約束の時間に間に合わない、確認作業を何十回もしないと気が済まない、手の洗いすぎで手荒れが酷いなど。


確かに動作ごとに何十回も確認していたら、時間がかかり、普通の暮らしができないですよね。



息子はそこまでには至っておらず、強迫性障害の診断はつかないというレベルでした。


そこで、これ以上酷くならないように、ルールを決めて確認をする方法を教えてもらいました。


確認は2回まで。


2回確認したから、大丈夫!とする。


これで今以上にひどくなりませんように。