独身の頃、


20代後半になると、周りでは結婚する人がかなり増えてきて、焦ってきた記憶がある。



もう、だんだんと、

一緒に街コンやら合コンやらに行く友達も減っていった。


毎回毎回、うまくいかなくて、

うまく行ったと思ってもすぐ終わって、

決して楽しい独身時代ではなかった。



先がみえなかったから。

この先、独りなのかなっていう不安は常にあった。


親に孫の顔を見せたいけど。。。

その土俵にさえ立てない。



毎日関わりのある、職場の仲の良い女性たちは、独身時代から一緒だったけど、続々と結婚していき、順調な人ばかりだったので、

「子供がね〜」とか、「妊活について」「不妊治療について」を語り合っていた。



私には関係ない話なので、聞きたくないと思っていた。なんというか、「みんな、置いていかないでえーん」っていうのが本心。。



この歳にして、


自分には、彼氏さえいない。


この先結婚できるかさえわからない。


ましてや子供もできるかさえわからない。


歳は重ねるばかり。。




恐怖でいっぱいだった。


既婚者は既婚者で不妊といった悩みがでてくるけど、


この、先の見えない不安って、独身女性にしかわからないのでは?!?!





それでも、仲の良い旦那さんいるんだからいいじゃん!


と、羨ましい気持ちだったような気がする。




最近、結婚して長いのに、妊活まではしてないけど子供ができない職場の仲良しの子から、妊娠中だと電話で報告をうけた。


私の方が断然あとから結婚して、すぐに妊娠したし、さらに二人目までできたので、なんとなく連絡をとりづらい日々ではあったけど、



その報告を受けた時は、

めちゃくちゃ嬉しくて、その日はルンルンだった。



もし、自分がまだ独身だったら、「おめでとう!」とは全力で言いつつ、内心、「いいなー」「また置いていかれた」と蔑んでいたのではないのかな。



仲がよければよいほど。。

近ければ近いほど。。



みんな、そういうことを思い、思われ、

日々過ごしているんですよねきっと。。




誰が一番大変とかはないと思うけど、



そんなことを、ふと思い出したので書いてみた。


気に障る方がいたら申し訳ありません。

ただの独り言です。。。