ウェディングプランナーという仕事 | MARU Mode@Singapore

ウェディングプランナーという仕事

改めて、「ウェディングプランナー」という仕事について考えてみた。

一言でいえば、結婚式を作る仕事。
そういうと簡単そうに聞こえるかもしれないけど、実はそんなに簡単な事ではない。
形のないゼロの状態から、モノを作るというのは結構大変なのだ。
しかも、ウェディングの場合「形のないもの」なので、
本番当日まではどうなるかわからない・・・。準備過程で「途中経過」という
ものを形にしてお客様に見せることが出来ない商品。

最近、みのもんたさんが
「家は一生に一度の買い物。もっと色々こだわったっていいじゃない。」
というCMをやっている。
確かに、家は一生のうちで一番高額な買い物かもしれない。
でも本当は結婚式のほうがずっと高い買い物だったりもする・・・。

例えば、5000万円の家を購入したとする。
すごい高額ですよね!!!
でも、30歳で購入して80歳まで住んだら50年。
1年で割るとたったの100万円。
100万円を日割りすると約2740円/1日。
時間で割ると114円/1時間。

1億円の家を購入しても、114円の倍、228円/1日ですよね?
(なんかこんな計算してたら、1億くらいの家買えるかも!という、
意味不明の錯覚に陥ってきました。笑 計算あってますよね!?)

これを結婚式に置き換えてみると、
普通~少しリーズナブルめの結婚式と考えても総額300万円。
結婚式&披露宴自体は合わせても3時間程度。
これじゃああまりにもさみしいので、
当日のヘアメイク開始から会場を後にするまで・・と考えても7時間。
約428.570円/1時間也。

しかも、形としてあとに残るのは写真やビデオだけ。
あとはご自身の心の中に「思い出」として残るだけです。


具体的に数字で出してしまうと、結婚予備軍の男性陣なんかドン引きしそう!!


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そんな高い、そして一生に一度であろう買い物をするのに、
何が一番大切かと考えたとき、私は「スタッフ」だと思いました。
お客様からの信頼なくしては任せてもらえないですよね。
「この人に自分の結婚式を任せたい!!」
と思えなければ、なかなか決められないのでは・・・。

よく花嫁さんのお話や、ブログを見ていると、
会場は素敵なのにプランナーさんと合わない・・・というのを良く聞きます。
それで、プランナーを取るか会場を優先させるかは
人によってのプライオリティーなので様々でしょう。
でも、迷っている方に限って最後はプランナーが決めてとなっている
事が多いようです。

実際、私がプランナーをしていたときも、
すでに他の会場で本予約をしているのも関わらず、
プランナーとの相性が合わずに会場をキャンセルして移ってこられた方が
何組もいらっしゃいました。とてもうれしかったです

そんな喜びを感じられる分、かかる責任やプレッシャーもとてつもなく大きく・・・
本当に好きでないとやってられない仕事だと思います。
絶対にやり直しのきかない事なので、一組のお客様に対して
「次は頑張ります!もう一度チャンスを下さい。」とかあり得ないですから。
お客様にとっては一生に(タブン)一度の結婚式なのです。


プランナーをやっていて良かったなと感じることは、
やはりお客様から認めてもらえたとき、ありがとうと言われたとき。

私のブライダルスクール時代の先生はドレスのデザイナーさんですが、
以前先生にいわれてすごくうれしかった言葉がありました。
「MARUちゃんが紹介してくれたお客様、すごくMARUちゃんのこと褒めてたよ。
”他のプランナーさんはただ会場の説明するだけで、マニュアル通りのこと
しかやってくれなかったのに、MARUさんは、私にはこういうドレスが似合うとか、
こういうスタイルのパーティーが良いんじゃないかとか、
私のことを分かった上できちんとアドバイスをしてくれるんです!!”って。」
なかなかそういうプランナー、いないよ。って・・・。
(う~ん、ここまで褒めてたっけな。笑)

あとは仕事の体制上、コーディネーターに引継ぎをし、
メインで打ち合わせをするのはコーディネーターになり、
私はサポート役にまわろうとした時、
MARUさんが良いです!と言って、担当が私に戻ってきた事。
なかなかそこまでアクション起こしてくださるお客様はいないので、
これはとてもうれしかったです。
この方たちとは今でもお付き合いをして頂いていて、
たまにブログにコメント残してくれたり


またある時は、司会者さんから「○○様たち、この会場の決め手はMARUさん
だっておっしゃってましたよ!すごく褒めてましたよ~!」と不意に言われたとき。

とある結婚式の最中、次の進行に移るため司会者さんに指示をだしたのに、
司会者さんがなんだかモゴモゴしていて、なかなか次に進まない。
2回目の指示をだした時、司会者さんが発した言葉は進行とは違うセリフ。
なんと、新郎新婦のお二人が司会者さんと内緒で計画していた、
私達プランナーへのサプライズ!!!

名前を呼ばれて前に行くと、新郎新婦さんからプレゼントを頂きました。
この不意打ちはやられましたね~。
ゲストの皆さんが見ている中で、半べそです



振り返ってみると私の場合、結婚式自体が成功した!とかそういう事より、
お客様との関係性が重要だったみたいです。
そもそも結婚式は成功させて当たり前ですから、そこでの感動というのは
意外と薄いのかも!?

でも、良いことばかりじゃーありません。。。
長くなったので続きはまた今度!