26歳で、若年性アルツハイマーを疑われた私。
なんでこんなに覚えているんですか?
と思っている方もいると思います。
認知症であろうと、なかろうと、
いつかブログにしようと思っていました。
そのために、スマホにメモを残していました。
そのメモを見たり、外来の領収書を見たりしながら思い出して書いています。
記憶障害の度合いにもよると思うのですが、
私はきっかけがあれば少し思い出せます。
そのためにも、カレンダーにいろいろ書き込んでいます。
子どもがうんちをした日や爪を切った日、熱が出た日、
自分のことは生理が来た日などはカレンダーに書きます。
前々日はほとんど覚えておらず、前日の記憶があいまいなため、
仕事用に作ったカレンダーに今日やったことを書き込んでおきます。
そうすれば、今日が何日で今日は何をしたらよいのか、自分がどのあたりにいるのかが分かり安心します。
(書き忘れてしまうことも多々あります。)
以前は、子どもの体調管理は脳みその中でできていましたし、
生理周期についてはスマホのアプリを活用していました。
しかし、今は一つの場所に残しておかないと記録抜けが多くて困ります。
なのでカレンダーに書き込んでいます。
この方法を取ってから2か月経ちます。
このカレンダーを見返せば、1か月前の状況も目で見ることができます。
私はなんとかやっていたんだ、と思えることで前向きになれることもあります。
記憶障害は目で見てわからないので、
この不便さが伝わらない。
このもどかしい気持ちが伝わらない。
家族で一番近く人いた人にも伝わらないのだと感じることが多くあります。
家族側からすれば、イライラもすると思います。
主治医の先生は「旦那さんは大丈夫?」と聞いてくれます。
私は、私よりずっと家族のほうが辛いんじゃないかな、と思っています。
私は、できなくなった自分を責めたり、周りを責めるより、
ちょっとない脳みそと折り合いをつけて共存していこうと思います。