たぶん、そこに気づかずにずっとなんとなく練習してたら1万時間やっても意味がないでしょう。
学生時代も似たようなことがありました。
中学高校時代(中学は帰宅部、美術部幽霊部員を経て)テニスをやってました。
基本的にどちらも指導者のいない部活で、基本自分たちで何とか工夫して練習する…というスタイルでした。
上手くなる人は自分で改善点を見つけて上達するのですが
自分はある程度時間がたってもストロークがあまり上手になりませんでした。
ギターやゲームで忙しくて(笑)
テニス自体の研究はおろそかでしたし。
ストロークが上手くならない原因は、今思えば「だいたい打つのが早すぎる」だったのですが。
体の芯でボールを捉える、くらいの位置で球を打つのが基本と思いますが、だいたい体の30センチくらい手前で打ってよくミスってました。
自分で研究するなりだれかに指摘してもらうなりすれば良かったのですが、それもなく、自分でなんとなく考えてやりつつも原因がその時は分からずじまい。
その後、数年たって一時期勤めていた某職場で休憩時間にテニスをやってましたがその癖は変わらず…
実はその時に指摘されて気づいたのですが、その癖を直すほどのめり込まずにテニスとは縁遠くなってしまいました。
あぁ…楽器練習も同じだなあ、と。
間違ったままの練習を何時間続けても何も変わらない。
二次関数の解き方を勘違いしたまま微分積分三次関数の問題を解こうとするようなもので。
というわけで自分も基本中の基本で引っかかってしまっている時があるので、プライドや曲をただ通して弾きたい誘惑に負けずに超簡単な基本フレーズや1小節の繰り返し、みたいなものをゆっくり確実にやり直してみる、ということを時々取り入れていきつつあります。