美味しい料理を作るには自分がその料理好きであった方が良い…というか嫌いな料理作るのは気が進まないですよね。
facebookで、ステージに上がるときの心構えが話題になってて。
要は、ステージに上がってから言い訳的な事を言うか言わないかということなんだけれども
たぶん、日本人は「つまらないものですが」気質というか、自分の事を良く言うのは良しとしない文化があって、愚息だとかなんとかへりくだるのがよい、みたいな。そういう文化がステージ上に持ち込まれることがあるのかなあ、なんて。
ほめられても、「いえいえまだまだ私なんて」といわないと「あいつは偉そうだ」となったりとか(笑)
この文化の根っこはどこにあるんだろう?
褒められたら素直にありがとうと言えばいいのに、と思うけど、なかなか言えなかったり。
…日本の文化のことじゃなくて、
そう、自信を持ってステージに立つために。
料理や、日常生活の心遣いと同じことなのかな、なんて。
「これをやると相手はどう思うだろう」
それを考えずに自分の都合だけで、自分を守りたいがためだけに
「今日は真剣に聞かないでください(笑)」
とかなんとか言ってしまったりする。
それが笑いをとるための芸と化してる人とか、
「わざと」それを言ったあととんでも無く凄い演奏をやってしまえる人は別ですが、普通の人はただ聞く方のテンションを下げてしまう。
…守るためにへりくだるのではなく、攻めとしてへりくだるのはありなのかな、なんて(笑)
どんなに練習しても、100%だなんて思えたためしはないし、不安の全くないライブもないけれど、やると決めたからにはやりきることなんだろうな。
途中で迷いが生じてラケットを振り抜かずに止めるとボールは変な方向にしか飛ばないのと同じような。
他にいい例えないかな(笑)