チチェン・イッツアの代表的な神殿

カスティーヨ

でも、これは「要塞」と言う意味で、本当の名称は

「ククルカンの神殿」

 

 

チチェン・イッツアの最大の神殿、カスティーヨ。

入口からお土産屋さんが連なる道を歩いていくと、大きな広場にでます。

その広場に大きくそびえ建っています。

 

「ククルカン」と言うのは、羽根が生えた蛇の神様。ククルカンをお祀りしているのが、この大きな神殿(ピラミッド)です。

 

この神殿にはマヤカレンダーの謎が刻まれています。

私が説明するよりも、Wikiさまの引用、

 

大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が配されていて、最上段には真四角な神殿がある。ピラミッドの階段は、4面の91段を合計すると364段で、最上段の神殿の1段を足すと、ちょうど365段である。また1面の階層9段は階段で分断されているので合計18段となり、これらはマヤ暦の1年(18か月5日)を表す。このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれる。北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻があり、春分の日・秋分の日に太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴体(蛇が身をくねらせた姿)が現れ、ククルカンの降臨と呼ばれている。

現代の1年の日にちの数が4面の階段と神殿を足した数と合致し、なおかつ春分の日、秋分の日の太陽の動きが計算されていて、ククルカンが現れる...。うーん、神秘的でもあるし、計算力の高さが私の想像をはるかに超えています。

 

「ククルカンの降臨」の時は非常に混みあうそうですが(私達が行った普通の日でも、結構混んでいた)、きっと感動的でしょうね。

 

ちなみにこの神殿の中にはまた別の神殿がある、2重構造(3重と言う説もある)になっているそうです。そんなものを古代に作れたと言うのは、かなり発達した文明だった事がわかります。だけど謎の多い文明です。

 

ジャガーの神殿

ジャガーは畏敬の対象との事でしたが、

ジャガーの置物

なかなかかわいいです

 

こちらの遺跡にもククルカン

 

金星の台座

お天気が良くて

青い空に遺跡が映えます

木陰がないので、めちゃくちゃ暑かったです

 

Coba遺跡にもありましたが、比べ物にならない程大規模な

球技場

 

球技場の高い壁の真ん中にある「わっか」

ここにゴムで出来たボールを

手を使わずに入れると言う球技

負けたチーム(勝ったチームと言う説もあり)が生贄になるそうです

 

マヤ文明は生贄の文明としても有名

この髑髏の絵が刻まれている台の上に生贄の骸骨を並べたそうです

ひゃぁ~!

 

戦士の神殿

てっぺんの神殿中央に細い柱のようなものが二つあります、

その柱の真ん中に「チャック・モール」と言われる像があり

(この写真だと遠すぎてわかりにくいですが)

そこに生贄の心臓を置いた

と言われています

ひぇ~!

 

上の写真の頂上部分を拡大した写真

真ん中にちょっと見えるのが

「チャック・モール」です

 

修繕されていない部分のカスティーヨの階段

この神殿にも以前は登れたそうですが

数年前に死亡事故が起きて以来

登れなくなったそうです

 

Cobaのピラミッドでも降りる際にふざけて駆け下りている観光客がいました。あんな事をする人が多ければ、それは転落事故も起きると思いますが、カスティーヨの事故はアルピニストのおばあちゃんだったそうです。

 

あまりに壮大過ぎて、勉強しようにもどこから勉強して良いのかわからないマヤ文明ですが、同じ古代の歴史でも日本の飛鳥とは大きく違い、その違いを経験出来ただけでも良かったと思います。

 

日本やシンガポールからは遠いですが、アメリカからは比較的簡単に行けるカンクン。

海もリゾートも遺跡も自然も全て揃っているリゾート地なので、ぜひアメリカ駐在中に足を延ばしてみて下さい。

 

とりあえず、海の碧さを見るだけでも感動します!

 

 

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