1.移動平均線
移動平均線よりも上に株価があれば、平均すると含み益を抱えている状態。
反対に下にあれば、平均すると含み損を抱えている状態。
言葉にしてみると当たり前のことですが、すごくわかりやすい表現ですーっと落ちました。
この本で得た一番大きな部分です。
2.ファンダメンタルの精度
個人が手に入れられる情報は、四季報か有報くらい。そこから企業の成長を想像する。
機関は企業訪問や直接インタビューするなどにより、個人よりも情報の精度が高く早い。精度の高い情報から予測する。
→ その差を埋めるのがチャートから推測するテクニカル分析である。
3.ファンダメンタルの変化に気づいてからでは遅い
2のとおり、機関投資家のほうが情報を手に入れるのが早い。
そのため、個人がファンダメンタルの変化に気づいたころには機関投資家による売りはかなり進んでいるので、売るタイミングとしては遅すぎる。先んじて手を打つためには、下落トレンドとなったら売ること。
4.上昇トレンドの形成
① 一部のプロ投資家による買い
↓
② 多くのプロ投資家の参戦
↓
③ ①と②による株価上昇により、個人投資家が参戦
扱う金額が多い機関投資家は、急騰を防ぐために少しずつしか買い集めることができない。
したがって、①または②の早い段階で気づくことができれば、大きな上昇トレンドの前に購入できる。
4.市場全体のトレンドは指数で測る
指数のチャートが下落トレンドであるときは、持ち株の整理も必要。