「人は誰かの影響で生きていく」
はじめまして。
いとうゆみこ(みっぺ)です。
2021年に心理カウンセラーになり、
現在、東京多摩地区を拠点に
カウンセラー活動をしています。
100人以上のカウンセリングや
心のあり方についてのセミナー、
起業に関しての講座を計7つの
開催をしています。
子供の時から私は
活発で元気な女の子で、
とても楽しい学生生活を
送っていました。
しかし、二十歳の時に
脳内出血を起こした事が原因で
身体が不自由になり、
後遺症として
左半身麻痺になりました。
それまで当たり前だった事が
当たり前じゃなくなりました。
「なんで私の手足は動かないんだろう」
「こんな人生は嫌だ」
そう思う日々が、
私には待ち受けていました。
やりたい事ができない。
行きたい場所にも行けない。
まだ若かった私は、さらに
言語障害も持った事で、
生きる意味を失いました。
生きる意味すら持てなくて
「生」を放棄しているかのような
日々が続いたある日、
そんな私を見かねたとある看護師さんが
私に怒鳴り散らしました。
ベッドで横になっていた私に向かって、
メガネをかけていたその看護師さんの
レンズに、ぼたぼたと涙が落ちて
大きな水溜りを作りながら
「みんな必死に生きてる!
まだ若いゆみちゃんが
そんなんじゃどうするの!」
と、心から叱ってくれたのです。
今の時代じゃありえないと思います。
でもそんな弱い私に看護師さんは
喝を入れたかったのでしょう。
本気で怒った看護師さんに私は
ビックリしました。
そして、その事がきっかけで
「生きる」ことに本気で
向き合おうと思いました。
それまでの私のマイナス思考を思い直し、
私は生きることに向けて必死に
リハビリに励みました。
リハビリの甲斐あって、
身体に麻痺は強く出ていたけれど
言語障害も気にならないレベルにまで
回復し、私は社会人になりました。
グラフィックデザイナーの職を手にし、
仕事は大変だったけれど、
恵まれた事に「天職」と感じるくらい
楽しく、やりがいを持って仕事に打ち込む
事ができたのです。
しかし、
広告代理店の仕事はハードワークで、
次第に体力に限界を感じてしまった私は
事務職の世界に転向し、
新たな世界に入りました。
グラフィックデザイナーという職業は、
独自の創造性を重視した
自由でクリエイティブな仕事
だったのですが
事務職は真逆の世界で、
社会常識最優先の、枠から
はみ出さない様に教育される
世界でした。
・やりづらい
・息苦しい
・ストレス過多
そんな感情を強く抱いていましたが、
障害を持っている私としては
「安定」で守られている世界が一番
安全だと思っていたので、
そこに合わせることに必死でした。
でも、無理でした。
社員からセクハラを受けるという問題が
起きた時に、合わせることを学んだ私でも
もうこれ以上は無理だと感じ、
その会社を退職しました。
事務職に転向した頃です。
本やTVで
心屋仁之助氏を目にしたのは。
心屋仁之助氏が伝える心理学に私は
深く感銘を受けたのですが、
すぐには心屋の門を叩けずにいました。
しかし、どうしても心屋仁之助氏が主宰する
心屋塾で心理学を学びたいと思った私は
勇気を出して心屋流のカウンセリング手法
を学べるスクール「マスターコース」に
通うことにしました。
それから、
「自分独自の世界観を出す」仕事と
「決められたルールに沿って提供する」
仕事の両方を経験した私は、
今現在、
心理カウンセラーをやっています。
「べき」「ねば」の世界から抜け、
心の仕組みを学んだ私は、
今行き詰まってしんどい思いを
されている方々に、
気持ちが楽になれる心の仕組みを
お伝えする仕事をしています。
私も人生で、2度大きく行き詰まって、
その度に生き方を変えてきました。
そのきっかけは全て、
「人からの影響」です。
私たちは、人の影響を受けて
人生が変わっていくのです。
「出来事」が変化の原因ではありません。
「出来事」をきっかけとして、誰に影響を受け、
そこから何を考えたかで、
人は大きく変化していくのです。
あなたの人生が、行き詰まって
うまくいかないのは、
「あなたの思考」がうまくいかない
考え方をしているからだとしたら、
どう感じますか?
人は、外側で起こる
「出来事」「目の前の現実」によって
人生が変わると思っています。
しかし、そうではないのです。
あなたの人生を変えるのは、
あなたの「思考・考え方」の方です。
そして、その「思考・考え方」で
大きく変わるのです。
今、苦しくて辛い人生を送っていた
としても
そこから「人からの影響」によって
生きやすくて楽で
幸せな人生に変わるそのきっかけが
「私」であったとしたら、
この上ない喜びです。
いとうゆみこ(みっぺ)
2023年4月1日