卒業式に羽織って行った黒絵羽織の話。
昭和の卒入学によく見られたこのコーデ。
黒の羽織り。
私はこのスタイル
とても好きです。
お母さんぽくて☺️
黒羽織の本来の使い道は、
ご近所さんのお祝い、急な弔事、お見舞いなど、
結婚式ほどかしこまった場ではないけども、
それなりにきちんとしていきたい。
そんな時に重宝したのが、紋付き黒羽織なのです。
普段着物では駆けつけるのに失礼、でも
これを羽織れば身なりを整えましたという
相手への礼儀という
昔の人の知恵なのです。
「紋付き」を羽織ることによって、
格が上がって改まるのですが、
紋がついていない黒い羽織はただの羽織です。
紋付というのは、背中に家紋や花紋がついていることです
私の黒羽織は紋がついていません。
しかし、絵羽文様となっています。
黒絵羽織は「絵羽」文様と言われるだけあり、
紋付きと同じぐらいの格があるとも言われています。
絵羽文様というのは、
着物や羽織の縫い目に渡って絵がつながっているものをいいます
この羽織の良いところは、
屋内で着たままでも無礼にならないという点です。
道行きや、和装コートなどもありますが、
それらは、屋内に入ったら脱がねばなりません。
羽織は、カーディガンみたいな分類かな?
ちなみにお着物は一つ紋、
山吹色の色無地です。
一つ紋とは、背中だけに入っている紋
色無地とは、単色のお着物という感じですよ^^
まるみ庵では3回で
お着物を身につけることを
目指しております。
1回(90分)4500円
一緒にお着物を楽しみませんか?(^-^)
しっかり身につく個人レッスンです。
お問い合わせはメールまたは、
LINEでご連絡ください♪
連絡先:marumian315@gmail.com