ブログでも書こうかと、ふとここにやって来て見た1年前の記事(といってもここではなくてヤフーブログで書いたものだけど)の題名が「心臓が変」だった。そして今日は右手が変。

突然だけど右手の掌を床について手首のところを90度の状態にしたら、右手中指にしびれが走ったのだ。元々手首の弱さは自覚していて、雑巾を順手で絞ることはしないように心掛けている。うっかりやってしまうと激痛が走るのだ。これは左手でも同じなのできっと先天的に弱い箇所なんだろうと思っていた。でもまぁこれは日常で十分に避けられる動作なのでさほどの不便はない。ところが、この手首を90度近く曲げる動作って実は頻繁にあるのだと、痺れてみて実感した。なにしろ年中ビリっとくるのだ。いや、これはまずいわ、と思いネットで症状を調べてみた。手根管症候群というもののようだ。手首を通っている神経の集まり部分が狭くなって圧迫されるらしい。それって何となくは想像できていたので、やっぱりねぇという感じ。手術も結構楽にできるらしい。あぁ、これでまた手術待ち案件が増えた…

胆石があるし、歯茎の中にも(悪性ではない)嚢胞がある。そして今度は手首の神経だ。まぁそれなりに歳をとっているのだから仕方ない。今現在強い痛みがあるわけではないから、もっと歳をとって暇になったら1つずつ解消させるという作業を余暇の楽しみにするのも悪くはないなんて思ったりもする。ありがたいことにそれほど病院と仲良しではないので、たまに病院を訪れるとその進歩具合を見てひゃぁーと驚くことができて、少し得した気分になるのだ。初診の手続きに始まり、待合いのシステムや実際の医療機器、どれも昔のアナログな時代に無駄だなぁと思っていたものはどんどん解決されていく。ペインコントロールも優れたものになって、病院に行く怖さはすごく減った。

手首に関しては、手術以外の手段としては、安静にしてビタミン12を飲むということらしい。痛くなって初めてそこがどれほど動いているのかがわかる。極力手首を反らさないように気を付けてみても、意外な場面で中指がピッと痺れる。最近は、他の、腰やら肩やらが時々ピッと痛くなる時にも、(これは前にも触れたかもしれないけど)、いやいや、これはほんの針先ほどの神経がなしてる痛みなんだと思うと、ふんっと反感のような気持ちが湧きでてくる。そんな小さな奴にめげる私ではないぞという感じ。私が痛い痛いとめげるのは、目の前にぱっくりと口をあけた大きな傷口を見る時だわ、みたいなね。でも、これは案外効果があるのだ。痛いと思った時に、ちくっと光る針先の小ささを想像してみるとね、痛さが小さくなるんだわ。だって私の身体の大きさに比べたら本当にそれは馬鹿みたいに小さい。ほんと、気の持ちようって面白い。