5号と偽って、庶務ばかりさせられて来た。
派遣元・先責任者から違法を指示されたとき、5号は名ばかりで偽装派遣なので、1年で辞める事を決心した。それからは、サービス業に徹して来た。
社員様が印刷・コピーをするときに途中で用紙切れでストレスを感じる事のないように気を配った。
自分が飲みもしないコーヒーにしたってそう。暑い時季には氷を切らさず。
直雇の非正規社員は派遣がどんなものが殆ど知らず、参る。
ある仕事においては、こっちのほうがよっぽど、直雇の非正規社員がすべき仕事をしている。

1年と切ったから、5号で派遣されながらも、サービス業に徹してこられた。
私のこの対応に、社員様は飼いならされ、いつでも自分の思い通りに使えると思い込むようになった。
で、今日思うように使えない場面が何度かあり、ご不満なようだった。
思うように使えなくなったのは、私がもうすぐ辞めるからやる気がなくなったとでも勘違いしたか。
1つは、私が自発的にそれをやるだろうとお思いになったようだがしなかったから。
しなかった理由は、わからないことを調べながらやるのは時間がかかるのと、私はもうこれをする事はないが他の人たちは今後もする。なら、今後する人たちが調べながらやったほうが次回以降自分たちのためになるからだ。
もう一つは自分しか出来ない仕事で時刻制限があったから。
なのに、別件を頼まれそっちを優先。優先してやって終ったと思ったら、不備があるからと突き返され、一部やり直し。ったく、時刻が迫っていると言うのに。
こんな間も、別の正社員様はどうせ私がやってくれると自分ではせず。
こっちはそれどころじゃない、分を争う仕事。時間との戦いだった。
心の中で「あー、もういやだ。今までも何度もこんなことあったけっ」と思いながら処理を続ける。
処理が終わり誤りがないか確認をしようとしたら、PCの動きが緩慢になって確認ができず。
あわてて提出先担当者のところに走り、担当者のPCで確認させてもらった。
「ふぅ~、よかった」きちんと処理されていた。
で、正社員様が黙っていても私がやってくれると期待していた事をする。
これが終るとさらに期待されたことがあった。でもそんな事は分かっていてすでに段取りは出来ていた。日中やっておいた。
あー、次の人は大変だ。私はある一部分を見て来た、世話して来たからいいけど、次の人は全部丸ごと面倒見てやらなきゃならない。
これで、5号はないよ。一般事務どころか、ただの庶務だ。
労働局の調査がスルーしたのはほんとうにまずかったな。
沢山いるところばかり目が行って、実は少ないところこそ怪しい。