何か作る時に気をつけていることがあります。

広告コピーってこう書くんだ!読本」という本の中に、次の言葉が書かれています。


「意味で書いて、生理でチェックする」(p.75)


この言葉が、僕の心にズキュン恋の矢と突き刺さりました。

以下の例も極端ですが秀逸だと思いました。
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これは以前、糸井重里さんにお聞きした話ですが、たとえば、「この香水はウンコのような香りはしない、すばらしい香りです」という文章があったとすれば、受け手はどう感じるでしょうか。この文章は、論理的には「この香水はすばらしい香りです」という意味を述べているわけだけれども、パッと見たり、聞いたりしたら、まず「ウンコのような」という部分が目や耳に入って、くさそうなイメージしか残らないでしょう。こんなふうに受け手は"生理的な部分"が優先してしまうんです。(p.76-77)
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コピーライターに限らず、デザイナーやエンジニアも、要件をパーフェクトに満たすことに注力しすぎるあまり、受け手の気持ちを忘れがちになることがよくあると思います。


「要件をパーフェクトに満たすものが出来たぞ~!俺って最高得意げ」と喜んでいると、得意先に「うーん、、、」と考え込まれたり、世に出てもあんまり評判良くなかったり。。。


以前の記事(「AR:拡張現実」とデザイン)で「すべてのものは二度創られる(知的創造と物的創造)」という言葉を引用しましたが、何かをデザインする時には、知的創造と物的創造の終わりで立ち止まって「受け手視点に立って生理的にチェックしてみる」と良さそうですね。


広告コピーってこう書くんだ!読本/谷山 雅計



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