【ガムと落ち葉】



手に乗せるこの水溜りだけが

僕の世界だった。



歴史が未来を生むのなら

噛んでいるこのガムに

深い意味を持たなければ

崩れるのだろう?


そうやって大人に

教わってきた・・・。


愛・・・


愛だけでは

水道管に流れる事を

絵の具に塗られたんだ。


僕の噛んだガムが、

世界のどっかの海に浮いてても・・・

革命家が使う

絵の具として3000メートル空に沈んでも・・・


それでも僕は

このガムを君に・・・

そう・・・君に・・・

味わって欲しかっただけなんだ。


僕の生涯がこの味なのだ。

味と言われる、夢が迷走している。



手に乗せるこの水溜りだけが

僕の世界だった。


混ざり合った僕の血は・・・

タイムスリップして

胴の色に変色してまった。


そう僕はもう地球人じゃない。

そうやって歴史に教わった。


そんな一週間噛み続けたガムは

もう宇宙に飛ばしておこう。


それでも僕は

このガムを仲間に飛ばしてやりたかった。

仲間が僕の全てだ。


落ち葉だと思い

拾えばそれは、仲間の夢だった。

ガチョーンとビックリしたふりをして

その落ち葉を契る・・・


手についたその香りは

仲間の夢の香り。

それは君らの歴史ですか?

それとも未来ですか?


落ち葉が気付かぬうちに、

1年ポッケに入っていた。


捨てられないよ。

君らの夢を・・・


昔が歴史ではなく、

今にたどり着くのなら・・・


僕は君をクソみたいに

愛してた・・・


愛しているは過去に花粉を友に委ね

水道管を通って、世界の海で浮いているのだろう。


それを拾い上げる、勇気も無ければ

麒麟籠の中に入ったままになっている。

僕は地獄・・・


あの手のひらの水溜りに

この意志を流してください。

流したら何処に行く?


海?


だったら、

手に乗せるこの水溜りだけが

僕の世界の中に

夢と仲間未来があるのなら


僕はその水溜りを

内臓にふくみます・・・



MARU