sun☆タイ

東日本大地震の被災地への義援金を集めようと、タイ・バンコクで21日、ゾウが街の中心部を行進した。
 ゾウの顔には「HELP JAPAN」(日本を助けよう)と書かれていて、ゾウが募金箱を差し出すと集まった人たちは次々と応じていた。
 タイは04年のインド洋大津波で大きな被害を受けている。




sun☆中国

2011年3月22日、「とにかく中国に帰ろう」―。宮城県仙台市で被災した中国人留学生、梁欣程(リアン・シンション)さんは故郷に帰りたい一心でひたすら自転車をこぎ続けた。「途中、多くの日本人が助けてくれた」と当時の様子を振り返っている。中国青年報が伝えた。

14日に無事帰国を果たした梁さん。当時の緊迫した様子を中国青年報に語った。震災当日は東北大学の図書館でレポートを書いていたという。最初は数秒の揺れだったが、数分後に再び大きな揺れ。「防災訓練を思い出し、すぐに机の下にもぐった」。そのうち、揺れはどんどん大きくなり、机の位置が大きくずれ、床が棚から落ちてきた本で埋め尽くされた。「その時初めて、これは大変だと思った」という梁さん。

それからさらに数分後、揺れが少し収まった時、警備員が駆け込んできてその場にいた人たちを避難通路に誘導した。建築が専門だという梁さんはその途中、柱に亀裂が入っていないことを確認し、安心したという。その時はまだ、落ち着いたら図書館に戻ってレポートの続きを書こうと悠長に構えていた。

学生たちはパニックになることもなく、落ち着いて広い駐車場に避難した。ところが、しばらくすると講義棟3階の化学実験室から火の手があがる。隣の林にまで燃え広がる勢いだ。山肌をむき出しにした裏山からは小石が転げ落ちてくる。その時、誰かが叫んだ。「山崩れが起きるぞ!」。

その日の夜7時頃、思いがけず在日留学生仲間から電話がかかって来た。それから思い立ったように何度も大連の実家に電話をかけ、2時間後にようやくつながった。家族には「大丈夫だから」と伝えた。大学が自分たちの消息を尋ね回っていると聞き、心が温かくなった。だが、その後電話は2度とつながらなかった。

梁さんの頭の中はもう、「中国に帰ろう、家に帰ろう」でいっぱいだった。ちょうど14日の東京―大連便を予約してある。だが、当時仙台はほぼすべてのライフラインが寸断されていた。仙台から東京まではバスで6時間の距離。今から自転車で向かえば、14日の便に間に合うかもしれない―。

翌12日、梁さんは仙台を後にした。途中で道に迷ったが、通りがかりの年配の男性が丁寧に地図を書いてくれた。その地図は今でも大事にとってある。夜は真っ暗だった。自転車のわずかな灯りを頼りにひたすらペダルをこぎ続けた。夜中の3時過ぎに福島市に到着。電気が付いていたので安心し、夜明けまでしばしの休憩をとった。それからさらに5時間こぎ続け、郡山市のバスターミナルに到着。停車しているバスの中から東京行きを捜した。

一か八か、乗せてもらえるかどうか聞いてみた。運転手は梁さんが被災者だと知ると、すぐに本部に聞いてみると言ってくれた。その間も車内の乗客たちが運転手に「先に中に入れてあげて」と言いながら手招きしている。梁さんの疲れた様子を心配し、何人もの人がパンや紅茶、飴などを分けてくれた。年配の男性はほこりまみれの服をはたいてくれた。「頑張れ」という言葉が胸に響いた。

日本人はこんな時でも冷静で他人に対する優しさを忘れなかった。東京もいつもと変わらない。被災地のスーパーは売り物がすべて無料になっていた。無事空港に着いた梁さんは大連の母親に電話をかけた。驚いたことに国際電話も無料になっていた―




sun☆アメリカ

東日本大地震を受け、アメリカで22日、先日のオバマ大統領に続き、クリントン国務長官も記帳のために在ワシントン日本大使館を訪れた。
 クリントン長官は「日本の人々の力強い精神力に感銘を受けている」などとメッセージを記し、引き続き支援を行っていく考えを強調した。




sun☆韓国

韓国人ブロガーのチャンガ(ハンドルネーム)さんは、東北関東大震災でみせた日本人の礼儀正しい姿を見て、日本人に対して「敬意を抱いている」と語った。

 「最近、日本から私たちが学ぶことはそんなに多くない。ガイドラインに厳格な日本式のシステムを憂慮(ゆうりょ)する声もあり、韓国の方が優れている分野もある」と指摘。「しかし、今回の大地震で惨事のなかでも他人に迷惑をかけず、落ち着いて行動する日本人の姿を見て、日本人は人としてすばらしく尊敬に値すると思った」と称賛する。

 「迷惑をかけないという日本の精神を見ながら、彼らの毅然(きぜん)とした姿に驚いた。災害が起きると犯罪や略奪、無秩序な暴動、買い占めが横行するが、彼らは長い列を作って自分の順番が来るのを静かに待つ」と日本人の姿について紹介。「日本人は子どもの頃から、団体生活のために我慢(がまん)し、素直に従うという教育を受けてきた」とし、日本人には「驚くべき遵法(じゅんぽう)意識がある」と高く評価した。

 韓国人ブロガーのセラピン(ハンドルネーム)さんも、震災で見せた日本人の姿に感動させられたことから「日本人は好き」と語る。

 セラピンさんは子どもの頃から日本語を学ぶ機会があったそうだが、日本の漫画や小説を通じて日本文化を知るうちに「日本の多様性」を認めるようにはなっていた。震災での日本人の姿を通じて、「スーパーでは列に並び、会社員は自分の仕事を最後までやり遂げる。私は感動以上に、底力を感じた」とし、「日本人の姿が韓国人に感動を与えたのは事実であり、日本という国に対して興味以上の感情を植え付けたのではないだろうか」と考察した。

 ブログでは最後に、「韓国も日本のような強大な国になれば、隣国として真の友人になれると思う。今回の地震で被害を受けた日本国民に、慰労の意を心からお伝えし、平和がおとずれることを切に願っています」と述べた。