【◆僕は君を愛さずには

いられなかった。◆



坂道を

上っていく君

下っていく君

そんな君が、苦笑いしながら

振返ると、いつもそこには

僕が居た。


苦笑いしながら

近づいて来る君に

僕は、鏡で勉強した苦笑いを

君にして見せた。


僕を愛する君の目に映る僕の顔は

やはり苦笑いだった。


君の冷たい手

僕に触れる時

僕は君にキスをしたくなる。


僕は君を愛さずには

いられなかった。



君と一緒に愛の世界に旅行に

行ったのは、

ほんの一瞬だけだったね。


布団の中で手

握り締めあうのに、初めて

幸せを感じたんだ。


「幸せって何?」

と聞けば、君は

「こうやって一緒に居る事」

と答えてくれた。


僕は君を愛さずには

いられなかった



愛することと

憎しむ事は、紙一重。

この世の、恋愛は

皆そうであろう。


それを解っていても


僕は君を愛さずには

いられなかった。


最後に君の声を空から

聞きたい。


僕の最後のお願い事は

我がままだ。

どうしようも無いね。


何世紀経っても一緒。


愛さずには

いられなかった。】


MARU