陽性判定をもらってからの一週間。


大丈夫大丈夫!
と思う気持ちと


不安だ不安だ…
と思う気持ちとが


交互にやってきました。


不安な気持ちの時、
夫にそれを伝えると


「いや、大丈夫だよ!
何かわからんけど、俺自信ある!」


、、、。


いつもはイラッとする(笑)
夫のどこからくるのかわからない
根拠のない自信が


こんな時ばかりは
少しホッとさせてくれます。






赤ちゃんは無事に
成長しているのか知りたくて
陽性判定をもらってから
数日おきに検査薬を使っていました。


だんだんと濃くなっていた検査薬が
胎嚢確認日の前日、
少し薄くなっているように感じました。


これは、もしかすると…


(もしいつかまた陽性判定という幸運がやってくることがあったら二度と検査薬は使わないと心に決めました)






そして迎えた胎嚢確認の日。


夕方、
早めに仕事を抜けさせてもらい
病院へ向かいました。


この日は
採血や採尿等はなく
いきなりの診察です。


内診台に上がる時は
足がガクガク
心臓が口から飛び出すんじゃないかと
思うくらい緊張しました。


お願いします、お願いします
大丈夫、大丈夫


エコーが入りましたが
胎嚢が見えません。


「んー、見えないね。
この時期だと見えることが多いんだけど。」


先生が一生懸命、胎嚢を探してくれます。
言葉を選んでくれてるのも伝わってきます。


「うーん、これかなー?
位置的には、これっぽい気もする。
でも小さくてこれだとは
はっきり言えないな。」


先生が、
これかなー?と言ったところに
本当に本当に小さな黒い点のようなものが
私にも見えましたが


一般的な5w0dの大きさではないことは
容易にわかりました。
(胚移植の場合、この時期は6mm前後だと調べていました)


その後、先生と話をしましたが
内容が全然入ってきません。
はい、はい、と
返事をするので精一杯でした。


・この時期だいたいの場合、胎嚢が確認できる。稀に確認できないこともある。
・採血でホルモン値(たぶんhCG)を確認してみましょう。
・特に変わったことがなければ一週間後に来てください。


こんなことを言われたと思います。


診察室を出てすぐに夫に
メッセージしました。


胎嚢見えなかった、、えーん


それから、
夫が仕事が終わり次第病院へ向かうと
言っていたことを思い出し


けんちゃんに会ったら
泣くの我慢できなくなるから
病院には入って来ないで


と追加でメッセージしました。


採血をしてお薬をもらい、
会計を済ませ病院を出ました。


やっと、やっと
私たちのところに来てくれた小さな命。
4年間待ち続けた赤ちゃん。
どこにも行かないで、、、


そう思うと涙が止まりませんでした。


駐車場で夫に会うと私の理性は吹っ飛び
うぅぅ、声を上げて泣いてしまいました。






その後、病院へ電話して
採血結果を確認したところ、
数値は伸びているので薬は続け
約一週間後に来院してください
と指示を受けました。






胎嚢確認の日から数日が経ち、
最悪のことが頭をよぎっては
何とも言えない
寂しさ、悲しさ、
悔しさ、申し訳なさを
感じながら過ごしています。


すごく落ち込んでいましたが
どんな状況の中でも
お腹の赤ちゃんや自分自身のことを
信じておられる皆さんの
ブログを読んで元気をもらっています。


わずかな希望かもしれないけど
きっとマイペースに頑張ってるんだと
信じてみたいです。