NHKは番組名や放送内容に
外国語を使い過ぎだ!
…などという珍しい裁判が先日、
名古屋地裁であった模様。
仕事の合間に流し読みしていた
Yahoo!ニュースで
つい熟読してしまった。

訴えたのは71歳の男性。
日本語を大切にされている某団体の
メンバーらしい。
 

日本語でも充分に伝わる事を

わざわざ外国語に置き換えて
カタカナ表記する事に意味はあるのか?
報道の内容に見栄えやカッコ良さは不要。
視聴者の大半が理解できなければ、
それは憲法で保護された知る権利などを
侵害してるはずだ!

 

…というのが彼の言い分。
「リスク」「ケア」「イブニング」などが
それにあたるとのこと。

ふむ。実に興味深い。
ビジネス用語にも何だかよくわからない
カタカナ表現が乱用されてるしな。
職場や客先で行われる会話の中でも、

ルー大柴かよって思う時あるし。

とはいえ、全部のカタカナを

否定する気はない。
こうやって活字にすると良くわかるが、
文章中のカタカナやアルファベットは
それでいて良いアクセントになる。
漢字、ひらがなも含めて
多種類の文字で構成できる言語って、
日本語だけなんじゃないかな?
そう考えると、新しく生まれてくる
カタカナ用語の扱い方あたりが
裁判の争点になるのかな。
司法の判断が楽しみだ。
まぁ記憶力最悪な僕が、
判決でる頃まで覚えていられるかは
微妙なとこだけど(そこ重要)。