彼と出会い、彼に連絡をして、連絡取り合うようになった。
次の日は土曜日。

土曜日だったので、私は出勤した。

彼はとてもグイグイくるタイプで、夜の仕事をしてれば、この手の人はたくさんいるので、こういうタイプなのね、とちょっとずつ彼を知ろうとした。


そして、夕方、彼は仕事を終えて『仕事終わったら迎えに行っていい?』と連絡してきた。


昨日会ったばかりの人が、私の仕事が終わる夜中の2時すぎに迎えにくるって、、、

かなりチャラい人なのかな、、

車乗っちゃったらかなり危ないよな、、

と心で思いつつ、了解した。



私が働いていたのは、札幌のすすきのだった。

さほど大きな所ではないので、飲み慣れてる人だったら、だいたい建物の名前言えばわかるのに、彼は迎えに来て欲しい指定の場所が、わからず、それどころか、かなり遠い場所で、ここで停まって待ってるから来てと言い出した。


たしかにそこは車は停まりやすいけど、、


よほど俺様タイプなんだな、、と失望しかけた。


季節は3月。
札幌はまだ寒いので、こちらとしても歩きたくない。

なんとか近くまで車を回してもらった。


車の車種も知らないし、顔もちゃんとみてないからどんな人かもわからなかった。

(今考えたら、そんな人の車に乗るなんて、本気でどうにかしてる。。)


うろ覚えの中、彼を見つけた。


時刻は深夜2時半すぎ。

「家まで送る前に少しドライブしない?」
聞き慣れたセリフだった。

彼が向かったのはラブホテル街のある海沿い。



お決まりのパターン。


しかし私は何も思わなかった。

どこのホテルかな、、と予想しながらいられる程、冷静だった。