" 峠 最後のサムライ ”
監督 小泉堯史
原作 司馬遼太郎
出演 役所広司 *河井継之助
あらすじ、ネタバレ御免
徳川家十五代 260年に渡る平和な世は
欧米列強による植民地政策により
混乱を極め
騒然たる世の中となっていた
1867年(江戸265年/266年)
10月14日
第十五代将軍 徳川慶喜
大政奉還
12月9日
王政復古
薩摩の西郷隆盛 大久保利通らは
目障りな奴らは殺せのサムライ精神で
日本中が破壊され焦土となるもやむなしと
戦乱の道へと舵を切る
1868年(江戸266年/266年)
1月3日〜1月6日
鳥羽伏見の戦い
大政奉還は日本を二分し
西軍勤皇派と東軍佐幕派の熾烈な戦い
戊辰戦争の幕開けとなった
1868年1月3日〜1869年5月18日
越後高田城下に続々と終結した西軍勤皇派は
そこで二手に分かれ 長岡城下を目指す
佐幕派長岡藩家老河井継之助(41歳)
最新の武器を出来る限り準備
西軍勤皇派は長岡藩に向かい兵を進め
小千谷を占領
榎峠へ兵を進め占領
5月10日
榎峠
西軍勤皇派 vs 佐幕長岡軍
長岡軍が榎峠を奪還
5月19日
西軍勤皇派が信濃川を渡る
えらいこっちゃ
佐幕派長岡軍は長岡城を捨て 栃尾に逃げる
7月24日
佐幕派長岡軍反撃
長岡城奪還
佐幕派河井継之助は足に被弾
7月25日
勤皇派官軍の大軍 太夫浜へ上陸
侵攻を開始
7月29日
佐幕派長岡軍は再び長岡城を放棄し会津へ向かう
8月16日
佐幕派河井継之助は破傷風を併発し会津塩原で死亡
長岡藩を戦に導き
だらだらと戦を行い
多数の藩士を戦死させた
長岡藩家老河井継之助を
いい人っぽく描く
とっとと降参すれば
良かったのに
戊辰戦争はまだ続くので
河井継之助は最後のサムライでは無い
今だに
サムライを名乗る輩もいるし
如何なる場合でも
平気で死ぬことより
如何なる場合でも
平気で生きる方が難しい
サムライなんか
滅んじまえ
人殺しばかりしやがって
2022年 日本映画 114分
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